クリーミーエデン バラ-クリーム色の花弁の弁端が淡い緑色-イパネマおやじ
クリーミーエデン (Creamy Eden) は、樹高が150cm程の直立性のフロリバンダ系統のバラです。淡い緑色の独特の花色の中輪サイズで、5~10輪の房咲きになって多くの花を咲かせます。
クリーム色に緑色の花色は野菜のような独特の色彩
- 10輪以上の大房になる多花性の品種で、花つき花もちがよい。
- 湿度が高い状態が続くと、花弁にシミが出やすい。
- 直立性で横には広がらないがグングン枝を伸長させます。
- 耐病性は、うどんこ病に弱い。黒星病には普通。
- うどんこ病の防除⇒うどんこ病は、黒星病とは異なり薬以外の方法で予防することができない病気です。胞子は風で運ばれてバラの新梢で発芽して繁殖します。相性の悪い品種は必ずといってよいほど発症します。原因は葉面の保護層の厚さによるものと推測されています。予防のために薬剤散布は欠かせません。
- 鉢栽培をする場合⇒ベランダや屋上などで、鉢植えのバラを育てる場合は、鉢土の温度上昇を防ぐことが必要です。対策は、できればプラスチック製の鉢は使わない。もし、使うなら太陽の熱を吸収しやすい黒や濃い色の鉢は使用を避けましょう。(白色系がよい)夏の高温期は鉢カバーを付けるのも対策になります。
- 屋上の放射熱を和らげる為に、コンクリートの床に直接置くのを避けて、レンガを敷くか棚の上に置くようにします。夕方になり日が落ちて、しばらく時間が経ってから床に打ち水をしましょう。(これは結構効果があります)
- そして、日中の直射日光に当たると、花は褪色したり日焼けしてしまいます。支柱を立てるなどして、遮光ネットを張って鉢植えを保護しましょう。
冬季の剪定では1 / 2程度に切り詰めてやる
- 品種名:クリーミー エデン Creamy Eden
- 作出国:フランス
- 作出年:2006年にAlain Meilland が作出
- 作出者:2007年にMeilland International が発表
- 系統:[F] フロリバンダ
- 交配親:Million Yellow × Sakura
- 咲き方:四季咲き
- 花形:カップ咲き
- 花径:中輪(6cm・花弁数25~30枚)
- 香り:微香
- 樹形:直立性
- 樹高:150cm
- 撮影:京成バラ園 2017年5月
明緑色の照り葉で葉脈がクッキリと入る
バラ園の風景:
園芸メモ・バラの栽培用語:接ぎ穂⇒2つの植物を接ぎ木で繋ぐ際に、上部に使う植物を接ぎ穂という。(同義=穂木 / 対義=台木)