セネガル バラ-Cl HT系統の黒赤色のカップ咲き-イパネマおやじ
セネガル (Senegal) は、希少な黒赤色系のつるバラです。クライミング・ハイブリッドティー系統で樹勢が強く350cmにも枝を伸ばします。
樹勢が強いので比較的育て易いバラ
- 数輪の房咲きになり、花つきがよい品種。
- 枝は細めでスラリと伸長します。
- 細い枝は堅くて折れ易く、誘引するのには手間がかかる。
- 耐病性は、うどんこ病には弱い。黒星病には普通。
- うどんこ病の対策⇒農薬での予防は、薬剤と展着剤を併用して定期的に散布しておくことです。うどんこ病が発生しやすい時期の前に、週に1回程度の農薬や殺虫剤を散布しておくと効果的です。花木や庭木など大きな植物にうどんこ病が発生してしまった場合は、植物へのダメージが少ない休眠期に農薬を散布することで、うどんこ病の予防をしましょう。
※ バラの手入れや病害虫の対策⇒詳細はトップページの「バラの園芸・作業」をクリックしてください。
長い枝には鋭いトゲがあるので扱いは慎重に
- 品種名:セネガル Senegal
- 作出国:フランス
- 作出年:1944年
- 作出者:Charles Mallerin
- 系統:[Cl HT] クライミング・ハイブリッドティー
- 交配親:
- 咲き方:返り咲き
- 花形:抱え咲き~ロゼット咲き
- 花径:中輪(7cm・花弁数17~25枚)
- 香り:強香(ダマスク香)
- 樹形:つる性
- 樹高:350cm
- 撮影:横浜イングリッシュガーデン 2017年5月
半日陰ではより深みのある色合いになる
バラ園の風景:
園芸メモ・バラの栽培用語:摘心・摘芯(てきしん)⇒「ピンチ」とも呼ぶ。一番生長が旺盛な、主枝の先端にある頂芽を摘み取ること。放置すると先端の芽だけが伸びて、徒長枝になってしまい横への生長が出来ない状態になります。苗のうちに摘心を繰り返すことで、側芽が発達して多くの花がつくようになる。