メイドマリオン バラ-オースチン作出の中でも特に耐病性が優れている-イパネマおやじ
メイドマリオン (Maid Marion) は、明るい桃色のロゼット咲きで、仄かなダマスク香にうっすらとミルラ香も混じります。おなじみのイギリスのデビッド・オースチン作出のイングリッシュローズです。
丸いカップ咲きからロゼット咲きへと変わります
- 数輪の房咲きになり、花つきがよい。秋の花つきは少し悪くなります。
- 強い枝には大房になって花をつけます。
- やや遅咲き。花姿は二番花まではまとまります。
- 植え付けから数年を経て、株が充実すると秋にも開花するようになります。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに強い。病気に強い品種も月間1回程度の薬剤散布をすれば、より順調な生育が期待できる。
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秋に美しい花を咲かせるには夏剪定を浅めにして施肥をしない
- 品種名:メイド マリオン Maid Marion
- 作出国:イギリス
- 作出年:2010年
- 作出者:David Austin
- 系統:[S] シュラブ(イングリッシュローズ)
- 交配親:
- 咲き方:繰り返し咲き
- 花形:ロゼット咲き
- 花径:中輪(8cm・花弁数17~25枚)
- 香り:中香(ダマスク香)
- 樹形:横張り性
- 樹高:110cm
- 撮影:花菜ガーデン 2017年5月
樹形は直立気味だがブッシュ状でコンパクトになる
バラ園の風景:春の花菜ガーデン
園芸メモ・バラの栽培用語:セミダブル咲き⇒花弁が10数枚で咲く花形のこと。(半二重咲きともいう)