マイグラニー バラ-デンマークで作出されたシュラブ系統-イパネマおやじ
マイ グラニー (My Granny) は、淡い桃色のカップ咲きから、徐々にロゼット咲きへ花形が変わります。珍しくデンマークで作出された豪華な印象のバラです。
樹高100cm程でコンパクトにまとめて鉢栽培もできる
- 数輪の房咲きになり、花つき花もちもよい。
- 弓状に伸びた枝は細くて繊細なので、少し下垂して開花する。
- 冬剪定で樹高の1/ 2を目安に切り戻します。
- 耐病性は、うどんこ病には注意が必要。黒星病には普通。
- うどんこ病の防除⇒うどんこ病は、初期段階であれば薬剤を使って繁殖を抑えられますが、症状が進むと葉っぱを切り取らないといけません。
- 発生し易いのは、5~6月と9~11月頃です。発症した部分は回復しないので、早期発見や薬剤散布による予防が大切です
※ バラの手入れや病害虫の対策⇒詳細はトップページの「バラの園芸・作業」をクリックしてください。
葉は浅緑色で長楕円形で光沢のある照葉
- 品種名:マイ グラニー My Granny
- 作出国:デンマーク
- 作出年:1983年に、L. Pernille Olesen. / Mogens N. Olesen.が作出
- 作出者:1990年に、Poulsen Roser A / S が発表
- 系統:[S] シュラブ
- 交配親:実生 × Faily
- 咲き方:四季咲き
- 花形:カップ咲きからロゼット咲きへ変化する
- 花径:中輪(8cm・花弁数・75~85枚)
- 香り:微香
- 樹形:横張り性
- 樹高:100cm
- 撮影:花菜ガーデン 2017年5月
春の開花後も秋までのシーズンを通して開花する
バラ園の風景:春の花菜ガーデン
- 園芸メモ・バラの栽培用語:生殖生長⇒花芽を分化する→発達させて開花→結実して子孫を残そうとする生長のこと。別には、根を張り→葉を展開して→茎を伸ばす→栄養器官を発達させる、この一連の働きを「栄養生長(えいようせいちょう)」と呼びます。
- バラは、この二つを交互に繰り返しながら生長していきます。特に四季咲きの品種は、何度も「生殖生長」を起こして、春以後も適温であれば開花します。一季咲きのバラは、春に「生殖生長」を起こして開花した後は、「栄養生長」のみ行い、結果としてつるを長く伸ばすことができます。一方で、「生殖生長」を繰り返す品種ほど、樹高が低く枝があまり伸びない傾向があります。