フェルディナンドピシャール バラ-桃色の花弁に濃紅色のストライプ-イパネマおやじ
フェルディナンドピシャール (Ferdinand Pichard) は、オールドローズ品種群のハイブリッド・パーペチュアル系統のバラです。モダンローズのハイブリッドティー系統などを産み出すために交配親として活躍した系統です。
オールドローズの仲間、ブルボン系に分類されることもある
- 2~3輪の房咲きになり、花つきは普通。
- つる性で絞りの入る貴重な品種。花枝が短くフェンスやトレリスに誘引すると見栄えがよい。
- Hp種の多くの品種は、つる性としての特徴が強く、堅くて強めの枝の扱いが求められる。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。
- 薬剤の散布⇒バラの栽培をする時に、最も悩みが多いのが、うどんこ病と黒星病の防除です。
- 月間3~4回以上の定期的な薬剤散布は必要。病気に強い品種も月間1回程度の薬剤散布をすれば、より順調な生育が期待できる。
- 病気に強い品種も月間1回程度の薬剤散布をしておくことで順調な生長が促進される。
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基部の広い下向きのトゲがある
- 品種名:フェルディナンド ピシャール Ferdinand Pichard
- 作出国:フランス
- 作出年:1921年
- 作出者:Remi Tanne
- 系統:[Hp] ハイブリッド・パーペチュアル
- 交配親:
- 咲き方:返り咲き
- 花形:丸弁咲き
- 花径:中輪(6cm・花弁数17~25枚)
- 香り:中香
- 樹形:自立シュラブ
- 樹高:120cm
- 撮影:横浜イングリッシュガーデン 2017年5月
自立もするが、つるバラとしてフェンスに誘引するほうが花が美しい
バラ園の風景:春の花菜ガーデン
園芸メモ・バラの栽培用語:原種⇒人口交配や改良されていない野生種バラのこと。