フランスアンフォ バラ-鮮やかな黄色が華やかな大輪花ーイパネマおやじ
フランスアンフォ (France Info) は、明るい花色の大輪サイズの花弁の弁端が波打ち、開花してからも整った花形を維持します。
春はコンパクトな樹形だが、夏以降は花枝が長く伸びる
- 数輪の房咲きになり、花つきは普通、花もちはよい。
- デルバール作出の近年注目が高まっている「フレンチ・ローズ」という品種群です。(オースチン作出のイングリッシュローズなどが対抗品種)
- 冬剪定では、樹高の1/2を目安に切り詰めましょう。
- 耐病性は、うどんこ病には普通。黒星病にはやや弱い。月間3~4回以上の定期的な薬剤散布を行いましょう。
- 薬剤の、予防剤は菌を殺すのが苦手です。菌の侵入を防ぐのが予防剤、退治するのが治療剤という役割効果があります。
- というこてで、治療剤だけ散布しても、その時点で付着した菌は殺せますが、予防剤のように効果が長く続きません。よって、散布期間が空きすぎると黒星病になる可能性があります。
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半直立性の樹形で枝茎が淡い緑色
- 品種名:フランス アンフォ France Info
- 作出国:フランス
- 作出年:1987年
- 作出者:G. Delbard
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配親:
- 咲き方:四季咲き
- 花形:カップ咲き~オープンカップ咲きへ変わる
- 花径:大輪(10cm・花弁数41枚+)
- 香り:強香(フルーツ香)
- 樹形:半直立性
- 樹高:120cm
- 撮影:横浜イングリッシュガーデン 2017年5月
多湿期には黒星病が発生しやすいので注意が必要
バラ園の風景:
- 園芸メモ・バラの栽培用語:黒星病⇒
- バラやキュウリ、リンゴなどによく発生する、植物を弱らせる病気の一つで、糸状菌と呼ばれるカビが原因の病気です。葉や茎に小さな黒い斑点が現れることから「黒点病」とも呼ばれる。黒い斑点は、株全体へ広がり黄色く変色して落葉します。放置しておくと、株全体が弱り花が咲かなくなる。