エスカペード バラ-淡彩色の紫色の花弁に弁芯が白く抜ける-イパネマおやじ
エスカペード (Escapade) は、水彩画のような色合いの色調で、半八重咲きのシンプルな花姿です。弁芯は白色に抜けて、黄色のシベを伸ばします。
樹高は100cm程でまとまりがよく鉢栽培に向く
- 大きな房咲きになり、たいへんに花つきがよい。
- 花弁の厚みがないので、強い日差しや雨にあたると傷みやすい。
- 四季咲き性が強く、次々とツボミが上がってきます。咲き終わった花がらはマメに摘み取りましょう。
- 実がつかないうちに花がらを摘みとるのですが、花びらだけを取っても、ガクが残っていると結実するので、花茎から切り取ります。
- 耐寒性に優れていて、寒冷地ではより美しい花を咲かせる。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに強い。病気に強い品種も、月間1回程度の薬剤散布をして予防対策をしておくことで、より順調な生長が促進されます。
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耐寒性に優れ悪環境でも丈夫に育ちます
- 品種名:エスカペード Escapade
- 作出国:イギリス
- 作出年:1967年
- 作出者:Harkness
- 系統:[F] フロリバンダ
- 交配親:Pink Parfait × Baby Faurax
- 咲き方:四季咲き
- 花形:半八重咲き
- 花径:中輪(7cm・花弁数9~16枚)
- 香り:微香
- 樹形:半横張り性
- 樹高:100cm
- 撮影:野津田バラ園 2017年5月
古枝や細い枝にも多くの花をつける
バラ園の風景:
- 園芸メモ・バラの栽培用語:クライミング・ローズ⇒
- 3種類あるつるバラの系統の中の一つ。当サイトでは[Cl]と表記しています。
- 3種類の中でも最もつるバラらしい性質で、別名「クライマー」と呼ばれます。
- 元々つるバラとして作出された大輪咲きのものと、木立ち性の四季咲きバラが突然変異したものとに大別される。