リリーマルレーン バラ-フロリバンダ系統の人気が高い赤色品種-イパネマおやじ
リリー マルレーン (Lili Marleen) は、赤色バラの代表的な品種です。花が散るまで褪色が少なく、ベルベットのような花弁は雨などによる傷みが少ないバラです。
濃赤色の半八重平咲きの中輪花
- 数輪の房咲きになり、花つき花もちは普通。
- 秋季になると濃赤色の花色は、更に濃さが増してくる。
- 弁質が優れているので、雨などによる傷みがすくなく花もちがよい。
- ブッシュ樹形のバラは、花後に枝を軽く剪定しておくと1ヶ月半後くらいに再び花をつけます。(このサイクルを秋まで繰り返すことで完全な四季咲きになる)
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。
フロリバンダ系統にしては花数が少ない
- 品種名:リリー マルレーン Lili Marleen
- 作出国:ドイツ
- 作出年:1959年
- 作出者:Reimer Kordes
- 系統:[F] フロリバンダ
- 交配親:(Our Princess × Rudolph Timm) × Ama
- 咲き方:四季咲き
- 花形:半八重平咲き
- 花径:中輪(6cm・花弁数17~25枚)
- 香り:微香
- 樹形:半横張り性
- 樹高:100cm
- 撮影:野津田バラ園 2017年5月
晩秋まで続けて花がつき秋の赤色が更に濃くなる
バラ園の風景:
園芸メモ・バラの栽培用語:切り接ぎ苗⇒増殖方法の一つで、枝(穂木)を台木に接ぎ木することです。バラの増殖方法の中でも、最も生産効率が高いため、流通している苗木の大半が切り接ぎ苗です。