ローブリッター バラ-桃色のコロコロと可愛いカップ咲き-イパネマおやじ
ローブリッター (Raubritter) は、桃色のコロコロとした小さな花弁がカップ咲きになって多くの花をつけます。
枝は細くてしなやかで誘引が容易です
- 数輪の房咲きになり、花つき花もちがとてもよい。
- シュラブ樹形の多くは、春の花後にグン~ッとシュートを伸ばします。これを放置すると、枝が交錯して樹形が乱れます。剪定ではないが、スペースに応じて枝を整理する必要があります。
- 冬になり休眠期に入ったら、元肥をすき込んでおきましょう。
- 樹勢は普通だが、株の生育ペースは緩やかで時間がかかる。
- 別名は、ラウプリッター(Raubritter)で流通していることもある。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。
- 薬剤散布をする⇒病害虫の発生は、初期の段階で対処するほど効果的です。散布を行う場合、必ずマスク、ゴーグルを着用してから風向きを確認してから散布します。
- 散布する量が過剰にならないように注意しましょう。そして、持続力と高めるために、希釈をする際に展着剤も併用すると効果がアップします。
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一季咲きだが花もちがとてもよく長く鑑賞できる
- 品種名:ローブリッター Raubritter (別名:ラウブリッター Raubritter)
- 作出国:ドイツ
- 作出年:1936年
- 作出者:Wilhelm JH Kordes Ⅱ
- 系統:[S] シュラブ
- 交配親:Daisy Hill × Solarium
- 咲き方:一季咲き
- 花形:カップ咲き
- 花径:小輪(3cm・花弁数・17~25枚)
- 香り:微香
- 樹形:シュラブ(横張りタイプ)
- 樹高:300cm
- 撮影:京成バラ園 2017年5月
耐寒性は強いが、耐暑性が劣る性質
バラ園の風景:つるバラ全開の京成バラ園
- 園芸メモ・バラの栽培用語:ガリカ⇒
- オールドローズ最古の系統で「燃えるように赤いばら」と呼ばれ古くから栽培記録が残っています。
- その歴史は、紀元前前後の古代ローマ時代までさかのぼります。
- ヨーロッパを代表する原種で、赤ばらの祖として重要な系統です。