ラムのつぶやき バラ-純黄色のディープカップ咲き-イパネマおやじ
ラムのつぶやき (Rum no Tsubuyaki) は、花もちがょく雨などによる傷みや褪色が少ないバラです。歌手の倖田来未さんのデビュー10周年を記念して作出されたバラです。
樹高が低くコンパクトなので鉢栽培にも適する
- 1~4輪の房咲きになり、花つきは普通。
- 細めの枝は横張り性で、つる状に伸長します。
- 秋季の台風対策⇒8月~10月は、台風が襲来する季節です。この時期は夏の剪定が完了して、新芽が吹いてツボミがつく頃ですね。鉢植えのバラは、室内や軒下、風除けのある場所へ移動させましょう。
- 庭植えの株には支柱を立てて固定、つるバラは長く伸びた枝を支柱に沿わせて真っ直ぐに誘引しましょう。
- 台風が通過した後、折れた枝や葉を放置しておくと病害虫の発生原因となるので、速やかに回収して処分しましょう。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。
- 良好な環境と適切な管理⇒バラは同じ品種であっても、栽培環境が悪いと株の抵抗力が弱くなり、病害虫の被害を受けやすくなります。日当たりと風通しがよく、水はけのよい肥沃な場所に植えつけることが病害虫対策になります。
※ バラの手入れや病害虫の対策⇒詳細はトップページの「バラの園芸・作業」をクリックしてください。
紅茶にハチミツを入れたような香りがする
- 品種名:ラムのつぶやき Rum no Tsubuyaki
- 作出国:日本
- 作出年:2010年
- 作出者:大和バラ園
- 系統:[S] シュラブ
- 交配親:
- 咲き方:四季咲き
- 花形:ティーカップ咲き
- 花径:中輪(8cm・花弁数・17~25枚)
- 香り:中香
- 樹形:横張り性
- 樹高:90cm
- 撮影:横浜イングリッシュガーデン 2017年5月
透明感のある純黄色の花色は夏場でも色褪せない
バラ園の風景:ハーブの花も咲くバラ園
- 園芸メモ・バラの栽培用語:カニガラ⇒
- カニの甲羅や足の身を取り除き、乾燥・粉砕したもので有機質肥料として販売されている。
- キチン質を多く含んでいて、肥料として投入すると放射菌が増え「キチナーゼ」を分泌する。
- キチナーゼは、土壌障害の原因である糸状菌やセンチュウの被害を抑制する効果があります。