ブルグメスターベルガー バラ-ピンク色に白の絞りが入る-イパネマおやじ
ブルグメスターベルガー (Burgemeester Berger) は、花枝が長くしっかりした丈夫な株立ちで、トゲが少なく育てやすい品種です。
四季咲き性が強く晩秋まで咲き続ける
- 基本的に1輪咲きで、花つき花もちがよい。
- 四季咲きのバラは、花後の花がらを小まめに切り取ります。浅く切るほうが次の芽が早くでる。
- 花枝を長く残して、花首の直下で切ると芽が早く出て、花枝の下の方で深く切ると遅くなる。
- Cl 種の 「Dame Edith Helen」の枝変わり品種です。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。
- 良好な環境と適切な管理⇒バラは同じ品種であっても、栽培環境が悪いと株の抵抗力が弱くなり、病害虫の被害を受けやすくなります。日当たりと風通しがよく、水はけのよい肥沃な場所に植えつけることが大切な病害虫対策の一環です。
- 一般的に日当たりや風通しの悪い場所では、うどんこ病が発生しやすくなります。もし環境が悪い場所に植える場合は、うどんこ病に対する耐病性が優れている品種を選ぶ必要があります。黒星病は雨に当らなければ発生しにくいので、黒星病に弱い品種は鉢植えにして、雨よけのできる場所に置きましょう。
※ バラの手入れや病害虫の対策⇒詳細はトップページの「バラの園芸・作業」をクリックしてください。
白色の絞りは中位の太さで全体に入る
- 品種名:ブルゲメスター ベルガー Burgemeester Berger
- 作出国:オランダ
- 作出年:1934年
- 作出者:Mathias Leenders
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配親:
- 咲き方:四季咲き
- 花形:剣弁高芯咲き
- 花径:大輪(13cm・花弁数17~25枚+)
- 香り:強香
- 樹形:直立性
- 樹高:130cm
- 撮影:花菜ガーデン 2017年5月
剣弁の花形は寒冷になると丸みを帯びて弁数が増える
バラ園の風景:
園芸メモ・バラの栽培用語:遅咲き⇒平均的な開花期とは遅れて開花すること。その品種を「遅咲き品種」と呼びます。