ベラローマ バラ-花色が黄色から開花とともにローズ色へ変わる-イパネマおやじ
ベラローマ (Bella’roma) は、半剣弁咲きの大輪咲きです。ツボミの時期の花色は、黄色が強いが徐々にローズ色へ変化していきます。
花茎が長いので切り花にも適している
- 1輪咲きの枝は真っ直ぐに伸長して、花首は太めで丈夫。
- 芽かきを行う→バラの芽は1ケ所に3個の芽があり、真ん中の芽だけが伸びるが一般的。たまに2本の芽が伸びていることがあるので、1本を”芽かき”します。(切り取る・・2本伸ばすと貧弱な細い枝になってしまう)
- 花つきはよいが、雨が多いと開花しきれない場合もあります。
- 耐病性は、うどんこ病には普通。黒星病にはやや弱いので、1週間~10日に1回以上の定期的な薬剤散布は欠かせません。
- 病気と害虫を減らすには、日当たりと風通しのよい場所に植えつける、水はけのよい土壌に改良する。など栽培環境を整える事も必要です。
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日照時間が短いと赤の発色が悪くなり黄色くなる
- 品種名:ベラローマ Bella’roma
- 作出国:アメリカ
- 作出年:2003年
- 作出者:Dr. Keith W. Zary
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配:Sunbright × French Perfume
- 咲き方:四季咲き
- 花形:半剣弁高芯咲き
- 花径:大輪(11cm・花弁数26~40枚)
- 香り:中香
- 樹形:直立性
- 樹高:150cm
- 撮影:京成バラ園 2017年10月
一日中陽の当たる場所に置きましょう
バラ園の風景:
- 園芸メモ・バラの栽培用語:アルバ・ローズ(Alba Rose)⇒
- Alba は、ラテン語で白の意味。オールドローズ品種群の一つアルバ系統のバラは、ほとんどが白色バラです。(ごく稀に淡いピンク色がある程度)
- 原種バラの交雑により生じたとされ、ロサ・カニナとロサ・ダマスケス、又はロサ・ガリカとロサ・アルヴェンシスなど諸説がある。