ポールネイロン バラ-オールドローズのHP系統で秋にも返り咲く-イパネマおやじ
ポールネイロン (Paul Neyron) は、半つる性の系統だが直立性で丈夫な枝は自立します。半つる性の品種で、秋にも返り咲きがあります。
カップ咲きでとても花弁数の多い大輪花
- トゲのほとんどない枝は直立して1輪咲きになる。
- つる性の樹形だが枝がとても堅くて丈夫で直立して自立する
- 半つる性の系統には珍しく秋にも返り咲きます。
- 枝を曲げないと先端にしか花をつけないので、誘引するか弱剪定をして花つきを促進する。
- つるバラとしてフェンスなどに誘引してもよい。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに強い。病気に強い品種も、月間1回程度の薬剤散布をして予防対策をしておくことで、より順調な生長が期待できます。
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とても強いフルーツ系の芳香がある
- 品種名:ポール ネイロン Paul Neyron
- 作出国:フランス
- 作出年:1869年
- 作出者:Antoine Levet (père)
- 系統:[HP] ハイブリッドパーペチュアル
- 交配:Victor Verdier × Anna de Diesbach
- 咲き方:繰り返し咲き
- 花形:カップ咲き
- 花径:大輪(12cm・花弁数55~89枚)
- 香り:強香(フルーツ香)
- 樹形:つる樹形(自立タイプ)
- 樹高:160cm
- 撮影:花菜ガーデン 2017年10月
オールドローズのハイブリッド・パーペチュアル系統
バラ園の風景:秋の花菜ガーデン
園芸メモ・バラの栽培用語:ロゼット咲き⇒花形の一つで、多くの花弁が密集して中心から外弁へ放射状に配列される花形。