チョコフィオーレ バラ-濃い茶色は他にはない貴重な花色-イパネマおやじ
チョコ フィオーレ (Cioccofiore) は、ミニチュア系としては花数は多くはないが、3~5輪の房咲きになり花つきは普通です。
濃い茶色の花色は褪色がないので長く鑑賞できる
- 花つきが多くはないが、花枝が長く花もちはよい。
- 珍しい花色は、多くの品種の中でも個性的で人気のあるバラです。
- ミニバラは樹高も低く、小さな株なので育てやすいと思ってしまいますが、意外と難しいのが病害虫の防除が大変です。特にミニバラの天敵は、「ハダニ」と黒星病の被害をいかに防ぐかです。
- ハダニ対策→花後は小まめに花がらを取り除き、葉裏を水洗い(水圧で付着したハダニを洗い流す)いて、殺ダニ剤を散布しましょう。もし、ハダニが枝に付いてしまったときは、付着した枝の葉をすべて摘み取り、軽く剪定して水洗いの後、殺ダニ剤を散布します。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。1週間~10日に1回以上の定期的な薬剤散布は欠かせません。
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花弁の端に欠刻が入ることがある
- 品種名:チョコ フィオーレ Cioccofiore
- 作出国:フランス
- 作出年:2004年
- 作出者:Meilland International
- 系統:[Min] ミニチュア
- 交配:(Cumba Meillandina, Cl. × Red Minimo) × Teddy Bear
- 咲き方:四季咲き
- 花形:剣弁平咲き
- 花径:中輪(6cm・花弁数17~25枚)
- 香り:微香
- 樹形:直立性
- 樹高:160cm
- 撮影:京成バラ園 2017年10月
直立性の樹形で大株に育ちやすい
バラ園の風景:
園芸メモ・バラの栽培用語:実生(みしょう)⇒種子を採り出し、土に植えて芽を出させて育てた苗のこと。交配させて新しい品種を作る場合は、必ず最初は実生苗になる。交配親が不明確な場合は「~の実生」という表記がされます。