秋月 バラ-強健で大柄な株立ちになる-イパネマおやじ
秋月 (Shugetsu) は、樹勢が強くツボミが次々と上がってきて栽培がしやすい品種です。
シュートの発生が活発でよく枝が茂ります
- 基本は1輪咲きでベーサル・シュートの発生も活発な品種。
- 弁質がよく、花つき花もちがよい。
- 夏以降にも枝がよく伸びて、大柄な株立ちで花壇の後方に植えたいバラ。
- 耐病性は、うどんこ病には普通。黒星病には少し弱い。ともに1週間~10日に1回以上の定期的な薬剤散布は欠かせません。
- 薬剤散布→殺菌剤を使用するわけですが、これには予防剤と治療剤の2種類があります。
- 病気の予防を目的に使用するのが予防剤、植物が病気に罹ったら使用するのが治療剤です。
- 治療剤の場合は、日常から使用しても予防効果は殆んどありません。一般的に薬剤散布をするというのは、予防剤を用いて日常から早期の防除をすることです。
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葉は明緑色で光沢のある照り葉
- 品種名:秋月 Shugetsu
- 作出国:日本
- 作出年:1982年
- 作出者:鈴木省三 氏
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配:Seikoh × King’s Ransom
- 咲き方:四季咲き
- 花形:剣弁高芯咲き
- 花径:大輪(10cm・花弁数17~25枚)
- 香り:微香
- 樹形:直立性
- 樹高:150cm
- 撮影:京成バラ園 2017年10月
花弁の質がよく湿度の高い時期でも傷みが少ない
バラ園の風景:
- 園芸メモ・バラの栽培用語:マルチング⇒
- 株の根元をワラや堆肥、シートなどで覆うこと。乾燥を抑えたり、冬の間の凍結を防止ができます。
- バラの天敵「黒星病」は、雨水による土の跳ね返りで感染するため、マルチングをすることで跳ね返りを防止できます。