ザスクワイヤ バラ-クリムゾンレッドの繊細な花色-イパネマおやじ
ザ スクワイヤ (The Squier) は、「リヨンの魔術師」と称されるペルネ・デュッセが作出した、ハイブリッドティー種で初の黒赤バラの、シャトー ド クロブージョ(Chateau de Clos Vougeot)を交配親に持つ、イングリッシュローズです。親の黒赤色というよりクリムゾンレッドが色濃く出ているバラですね。
枝は丈夫でトゲが多くある
- 数輪の房咲きになり、花つき花もちがよい。
- 名花The knight の花色・株立ちなどの影響を色濃く受け継いでいる。
- 高温期でも赤色系特有の日焼けが少ない。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。月間3~4回の定期的な薬剤散布は必要です。
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葉は大きめで深緑色の半光沢
- 品種名:ザ スクワイヤ The Squire
- 作出国:イギリス
- 作出年:1977年
- 作出者:David Austin
- 系統:[S] シュラブ(イングリッシュローズ)
- 交配:The Knight × Château de Clos Vougeot
- 咲き方:四季咲き
- 花形:カップ咲き
- 花径:大輪(9cm・花弁数26~40枚)
- 香り:微香
- 樹形:シュラブ〔半横張りタイプ)
- 樹高:150cm
- 撮影:花菜ガーデン 2017年5月
枝は粗くてトゲが多いオールドローズの影響が出ている
バラ園の風景:
- 園芸メモ・バラの栽培用語:ブラインド⇒
- 四季咲き品種に多く見られるのですが、開花が期待される枝でありながら、蕾が付かず枝ばかりが伸びること、またはその枝のこと。
- 発生した場合は、花をつけるだけの体力・肥料・日照が不足しているのが、原因となっている場合が多い。これらの原因を改善して、摘心や軽い剪定をして新しい枝を発生させると、蕾をつけるようになります。