エナハークネス バラ-花弁数が多くボリュームがあり豪華なイメージ-イパネマおやじ
エナハークネス (Ena Harkness) は、クリムゾン グローリーを交配親に持ち、ビロードのような花弁と深い紅色を受け継いだ強健な品種です。
ビロードのような深紅色の花弁
- 花首が長く真っ直ぐに伸長する。
- 花びらの質がよく、厚みがあり花もちがよい。
- 葉は大ぶりで光沢のある明緑色でよく茂る。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。1週間~10日に1回以上の定期的な薬剤散布は欠かせません。
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抱え咲きで丸みのある花形から剣弁咲きへ
- 作出国:イギリス
- 作出年:1940年に、Albert Norman が作出
- 作出者:1946年に、Harkness & Co. Ltd. が発表
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配:Crimson Glory × Southport
- 咲き方:四季咲き
- 花形:剣弁高芯咲き
- 花径:中大輪(9cm・花弁数26~40枚)
- 香り:中香(ダマスク香)
- 樹形:半横張り性
- 樹高:100cm
- 撮影:野津田バラ園 2017年5月
やや横張り気味だがコンパクトにまとまる樹形
バラ園の風景:
- 園芸メモ・バラの栽培用語:日向土(ひゅうがつち)⇒
- 宮崎県都城市付近から産出される石で、霧島山の火山砂礫(かざんされき)です。
- 多孔質の硬質軽石で、排水性・通気性・保水性が優れている。弱酸性の性質で雑菌の繁殖を抑え、根腐れ予防の効果もある。