いわての春 バラ-作出されてまだ馴染みの少ない品種-イパネマおやじ
いわての春(Iwate-no-Haru)は、淡い桃色のフロリバンダ系統で、樹形は軽い横張り性ですね。樹高は110cm前後で枝は太めで丈夫です。
ロゼット咲きから開花が進行するとボタン・アイができる
- 数輪の房咲きになり、花つき花もちがよい。
- 樹勢が強く耐病性もあり、育てやすい品種。
- FL 種「アナ2014」の姉妹品種です。
- 2015年 日本バラ会・銀賞受賞。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。月間3~4回の定期的な薬剤散布は必要です。
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葉は明緑色で光沢のある照り葉です
- 作出国:日本
- 作出年:2017年
- 作出者:吉池貞蔵 氏
- 系統:[F] フロリバンダ
- 交配:
- 咲き方:四季咲き
- 花形:ロゼット咲き~ボタン・アイが現れる
- 花径:中輪(8cm・花弁数41枚+)
- 香り:微香
- 樹形:横張り性
- 樹高:120cm
- 撮影:生田緑地ばら苑 2018年5月
やや横張り性の樹形だが鉢植えにもよい
バラ園の風景:
バラの栽培用語:ボタン・アイ→オールド・ローズの花形の表現に使われてきた。ロゼット咲きの、重なり合った花びらが開いていくと、中央付近の花びらが更に内側へ巻き込むようにして出来る花形が、ボタンに似ていることから。