タイタニック バラ-花芯は淡いクリーム色になり軽くローズ色の覆輪-イパネマおやじ
タイタニック(Titanic)は、白色の大輪の花弁に花芯が淡いクリーム色で、弁端は軽くローズ色の覆輪が入ります。花名の割には、あまり馴染みの少ない品種ですが、園芸店でみかけたら、まず1本を育ててみては如何ですか。
剣弁高芯咲きの大輪サイズになる
- 1~5輪の房咲きになり、花つき花もちは普通。
- 樹勢が強く、手間がかからず育てやすいので初心者にも向いています。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。春から秋の生育期には、月間3~4回の薬剤散布は必要。
- フロリバンダ系の、植えつけの適期は、大苗は10月中旬~3月、新苗は4月~6月です。
- 春先に散布する薬液には「べと病」予防のマンネブ水和剤を必ず混合しましょう。薬剤は、必ず殺菌剤と殺虫剤を併用しますが、気温の低い春先などは薬害による「べと病」の発生を抑えるために使用します。
半直立性の樹形で多くの葉が茂る
- 作出国:イギリス
- 作出年:1990年に、Samuel Darragh McGredy Ⅵ が作出
- 作出者:1999年にC & K Jones が発表
- 系統:[F] フロリバンダ
- 交配:Miriam × Aotearoa
- 咲き方:四季咲き
- 花形:剣弁高芯咲き
- 花径:大輪(11cm・花弁数17~25枚)
- 香り:中香
- 樹形:半直立性
- 樹高:110cm
- 撮影:生田緑地ばら苑 2018年5月
葉は暗緑色で光沢のある照り葉
バラ園の風景:
園芸メモ:育苗箱(いくびょうばこ)⇒タネまきや挿し木をする際に、多くの苗や枝をある程度の大きさまで育てる箱。大きく育った苗は、ポリポットに植えつけて、更に育苗するか定植します。