シャルラッハグルート バラ-情熱的な真紅のバラ-イパネマおやじ
シャルラッハ グルート (Scharlachglut) は、ロサ・ガリカを交配親にして作出されたシュラブ樹形の品種です。別名で「スカーレットファイヤー (Scarlet Fire )」とも呼ばれます。
交配親のポインセチアから受け継いだ鮮紅色が貴重
- 数輪の房咲きになり、花つきは普通。
- 真紅の花弁と長くて純黄色のしべとのコントラストが美しい。
- 野生種は、冬剪定で開花枝から伸びたシュートの真上で切り取り、自立させる。
- もう一方の仕立ては、高いアーチ、トレリスや壁面に誘引すると映える。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。月間3~4回の定期的な薬剤散布は必要です。
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高いアーチ、ポール、オベリスクへの誘引に向く
- 作出国:ドイツ
- 作出年:1952年
- 作出者:Wilhelm JH Kordes Ⅱ
- 系統:[S] シュラブ(ハイブリッドガリカ)
- 交配:Poinsettia × Alika
- 咲き方:一季咲き
- 花形:一重咲き
- 花径:中大輪(9cm・花弁数4~8枚)
- 香り:微香
- 樹形:シュラブ(剪定して自立・つる性として誘引)
- 樹高:250cm
- 撮影:花菜ガーデン 2018年5月
野性種の強さを受け継いだ品種
バラ園の風景:春の横浜イングリッシュガーデン
園芸メモ:畝(うね)⇒野菜のタネをまいたり、苗を植えつけるために、土を縦に細長く盛り上げたもの。