宴 バラ-明るい赤色の大輪咲き-イパネマおやじ
宴 (Utage) は、赤色バラ特有の、夏場の日焼けも少なくシーズンを通して咲きます。
樹勢が強くあまり手間がかからない品種
- 単輪咲きで、枝の先端に大輪の花をつけます。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。春から秋の生育期には、1週間~10日に1回以上の定期的な薬剤散布は欠かせません。
- 一般的に日当たりや風通しの悪い場所では、うどんこ病が発生しやすくなります。もし環境が悪い場所に植える場合は、うどんこ病に対する耐病性が優れている品種を選ぶ必要があります。黒星病は雨に当らなければ発生しにくいので、黒星病に弱い品種は鉢植えにして、雨よけのできる場所に置きましょう。
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ほぼ直立の樹形で整った株立ち
- 作出国:日本
- 作出年:1979年
- 作出者:京成バラ園芸
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配:未発表
- 咲き方:四季咲き
- 花形:半剣弁高芯咲き
- 花径:大輪(12cm・花弁数17~25枚)
- 香り:微香
- 樹形:直立性
- 樹高:150cm
- 撮影:相模原北公園・2016年5月 花菜ガーデン・2018年5月
新しい枝葉は赤みがかっている
バラ園の風景:
- 園芸メモ:塩類障害(えんるいしょうがい)⇒
- ビニールハウスなどの施設栽培で発生する現象です。
- 作物を収穫して、次の栽培を始めるまでそのまま放置しておくと、土が乾燥して肥料成分の塩類を含んだ水分が、土の表層に浮き上がってきます。
- こうした状況で、塩分濃度の高くなった土壌に植物を植えると、根が障害を受けたり葉がしおれたりなどの多くの支障をきたします。