シンデレラ バラ-ノアゼット系統でピンク色のツボミから純白のロゼット咲きへ-イパネマおやじ
- シンデレラ (Cinderella) は、ブルボン系統の名花ブール ドゥ ネージュを親に持つ、姉妹品種の中の一品種です。雪の玉と称される花名がある姉妹のバラらしい、白色で丸味のある花形です。
- 同名の品種、Cinderella もあります。Kordes Roses 社、2003年作出のシュラブ系統の、つる性でピンク色のバラです。更にもう一品種は、オランダの Jan De Vink 1953年作出のミニチュア系統の淡いピンク色のバラもあります。(主要な図鑑に散見されるので参考までに)
ツボミの時期は少しピンク色になる
- 数輪の房咲きになり、花つきがよい。
- 明緑色の葉と白色の花とのコントラストが美しい。
- 返り咲きの白色つるバラとして、人気の高い品種です。
- 自立もできるが、つるバラとしてオベリスクやトレリスなどに誘引しても映えます。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。月間3~4回の薬剤散布は必要。
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枝は細いが丈夫でトゲは少ない
- 作出国:アメリカ
- 作出年:1859年
- 作出者:Charles G. Page
- 系統:[N] ノアゼット
- 交配:不明
- 咲き方:返り咲き
- 花形:ポンポン咲きから、カップ状~ロゼット咲き
- 花径:中輪(5cm・花弁数41枚+)
- 香り:微香
- 樹形:つる性(剪定して木立ち性のように自立も可能)
- 樹高:200cm
- 撮影:花菜ガーデン 2018年5月
樹形を剪定で整えて鉢栽培にも適する
バラ園の風景:春の花菜ガーデン
園芸メモ:リボン花壇(りぼんかだん)⇒芝生の周囲などに、細長く帯状に設置する花壇のこと。毛氈花壇(もうせんかだん)が中央部分として作られるのに対して、リボン花壇は縁どりとして作られるため、見せ方が異なる。