ゼフィリーヌドルーアン バラ-ローズ色の丸弁カップ咲きで弁端が反る-イパネマおやじ
ゼフィリーヌ ドルーアン (Zéphirine Drouhin) は、19世紀に作出されたブルボン系統のオールド・ローズです。この系統の中でも、特に強健で枝張りがよく、元気に伸長するので高めのフェンスや広い壁面などに誘引するとよいですね。、
トゲが少なく扱いやすいので管理しやすい
- やや早咲きで、数輪の房咲きになり花つきはよい。
- 花首が短いので、壁面や高いフェンス仕立てにすると映える。
- 耐病性は、うどんこ病には弱い。黒星病には普通。春から秋の生育期には、月間3~4回以上の薬剤散布は必要です。
- 枝変わり品種に、淡桃色の「キャスリーン・ハロップ」があります。
※ バラの手入れや病害虫の防除⇒トップページ「バラの園芸・作業」をクリックしてください。
枝がやや堅いので細かな誘引は難しい
- 作出国:フランス
- 作出年:1868年
- 作出者:Bizot
- 系統:[B] ブルボン
- 交配:不明
- 咲き方:返り咲き
- 花形:丸弁カップ咲き
- 花径:中輪(7cm・花弁数17~23枚)
- 香り:強香(ダマスク香)
- 樹形:つる性
- 樹高:300cm
- 撮影:花菜ガーデン 2018年5月
枝は全体に赤みがかっている
バラ園の風景:
園芸メモ:ブルボン系統⇒19世紀初頭に、ポートランドローズと共に西洋ばらと東洋のばらが交配されて誕生した、初期の系統の一つです。当時のフランスの植民地であった、ブルボン島(マダガスカル島の東方、現在のレユニオン島)で発見されたことから名付けられたとされています。