タンジェリーナ バラ-オレンジ色から桃色がかる剣弁咲き-イパネマおやじ
タンジェリーナ(Tangerina)は、開花すると鮮やかなオレンジ色で咲き進むと桃色へ変わります。やや耐病性が劣るので、薬剤散布や雨にかからないように管理が必要です。
新しいシュートの葉や花枝が赤みがかる
- シュートの発生は普通、花つきはよい。
- 大きな花を咲かせるHT種は、冬剪定ではやや深めに樹高の1/2を目安に切り込みます。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともにやや弱い。春から秋の生育期には、1週間~10日に1回以上の定期的な薬剤散布は欠かせません。
- 春から秋まで咲き続ける四季咲き性が強いので、病気に対して抵抗力をつけるためにも、肥料切れを防いで健全な株の育成を行いましょう。
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花をつけないブラインドシュートは先端を摘み取る
- 作出国:イギリス
- 作出年:2004年
- 作出者:Colin Dickson
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配:
- 咲き方:四季咲き
- 花形:剣弁高芯咲き
- 花径:大輪(10cm・花弁数17~25枚)
- 香り:微香
- 樹形:直立性
- 樹高:150cm
- 撮影:生田緑地ばら苑 2017年10月
次の花を早く咲かせるために小まめに花がら切りをする
バラ園の風景:
園芸メモ:球根→塊茎(かいけい)⇒地中にある茎が、塊状または球状に肥大したもの。年々肥大するタイプと、分球するタイプの2種類があります。