秋晴れの日に出かけたい　植物園-見頃になってきた東京近郊のバラ園-イパネマおやじ

秋バラの開花シーズンは、東京近郊では１０月中旬～１１月中旬ですね。秋に開花するバラは、基本的には四季咲きのブッシュ系統のバラです。つるバラの系統はほとんど咲いていません。品種によっては、返り咲くものもありますが、その数は春バラと比べると非常に少ないです。

いよいよ満開になってきました

毎年のように、秋バラの開花シーズンが近づいてくると、”今か今か”と待ち遠しくて１０月上旬になると出かけています。これも毎年のことですが、イザ、バラ園へ行ってみると・・・全体を見渡すと”寂しい景色”なのは否めません。それでも、バラにとっては年に２回だけの晴れ舞台ですから、やさしく愛でてあげましょう。

京成バラ園：千葉県八千代市　公式ホームページ

谷津バラ園：千葉県習志野市　

京成電鉄：谷津駅より徒歩５分。JR総武線：津田沼駅よりバス。
京成線で上野から約３５分、JR総武線でも快速で東京から約２０分。都心からは少し距離がありますが、８００種、７５００株が栽培されている。鉢植えのバラ苗も園内で販売されています。

神代植物公園・バラ園：東京都調布市　

京王線：調布駅・つつじヶ丘駅、JR中央線：三鷹駅・吉祥寺駅　各駅よりバスにて１５～２０分。
広大な公園の中にあるバラ園は、沈床式庭園になっていて７００品種、１０，０００株がされている関東でも最大級の規模です。他にも多くの植物が栽培されていて、季節の花も楽しめます。

新宿御苑・バラ園：都内新宿区　公式ホームページ

都電荒川線沿線のバラ園：都内荒川区から新宿区間を運行　

荒川区では、区内を東西に走る線路の沿線に１４０種･１３，０００株が栽培されています。起点となる三ノ輪橋停留場は、”見事なバラが咲きそろう都内唯一の都電の停留場”として、関東の駅１００選にも選出されています。

旧古河庭園：都内北区　公式ホームページ

JR京浜東北線:上中里駅より徒歩７分。JR山手線:駒込駅より徒歩１２分。東京メトロ南北線:西ヶ原駅より徒歩７分。
バス:詳細はホームページより
バラ園の前にそびえるように建つ洋館の写真で有名ですね。バラ園は、左右対称の幾何学模様の刈り込みで、立体的な構成のバラ園です。バラの株数は多くはありませんが、建物や併設されている日本庭園、茶室なども見どころですよ。

生田緑地ばら苑：神奈川県川崎市　公式ホームページ

小田急線:向ヶ丘遊園駅より徒歩１５分。歩いて入り口に着いて一安心・・とはいきません。ここは広大な生田緑地の入口で、ばら苑へは、更に坂道を登るようにして１０分は要します。当ばら苑に行く時は、気合を入れて運動不足解消だッ・・という日に出かけるようにしています。
５３０種･４，７００株が栽培されています。関東のバラ園の中でも、栽培品種の多さでは上位に位置します。春･秋のバラの開花シーズンのみ、限定開放されるばら苑です。（当施設だけバラ園とは称しません）

花菜ガーデン：神奈川県平塚市　公式ホームページ

小田急線:秦野駅よりバスで２５分。JR東海道線：平塚駅よりバスで２０分。
１，５４０種、２，６００株の栽培がされています。手入れのよさは、特筆物と筆者は勝手に推薦しています。電車の駅からは少し時間は掛かりますが、ぜひ一度は見ておく価値ありです。

横浜イングリッシュガーデン：神奈川県横浜市　公式ホームページ

相鉄線:平沼橋駅から徒歩１０分。JR横浜駅：横浜駅前から送迎バスあり。
近縁のバラ園と比較すると、常に目新しい品種が栽培されているので、毎年バラの開花シーズンになると新品種に出会えるのが楽しみです。横浜駅からも送迎バスが出ていたり、近場でアクセスは良いのですが、敷地が狭いためかなり混雑していて、すれ違うのも一苦労・・喧騒の中でバラを観るという状況になり、落ち着いて観賞したい方にはお勧めできません。