スノーフレーク 季節の花-11月までに植えておく花-イパネマおやじ
スノーフレーク (Summer Snowflake) は、春になると白色の花を咲かせる球根植物です。花姿がスイセンによく似ていて、よ~く観察しないと間違えてしまいそうですね。もう一点あって葉がスイセンにそっくりなのです。スミレに似た微かな芳香があります。
春に可憐な白い花を咲かせる
- 分類:ヒガンバナ科スノーフレーク属 / 原産地:南ヨーロッパ、オーストリア、ハンガリー
- 別名:(和名:スズランスイセン・鈴蘭水仙)、(和名:オオマツユキソウ・大松雪草)
- 学名:Leucojum aestivum
- 英名:Summer Snowflake
- 園芸分類:多年生草本 /
- 草丈:30~40cm
- 開花期:3月~4月
- 栽培方法:地植え、鉢植え
- 画像:引用 Pixabay
- 特徴
- 国内では秋に植えて、春先に開花する球根植物です。原産地のヨーロッパでは、夏に開花するので英名で「サマー・スノーフレーク」と呼ばれます。釣鐘状の花姿がスズランに、細長い葉がスイセンの葉に似ていることからスズラン・スイセンとも呼ばれています。耐寒・耐暑性に優れ育てやすい花です。
スズランの花姿によく似ている
- 用土
- 水はけがよく有機質を含んだ土壌を好みます。酸性を嫌う性質です。
- 鉢植えの場合、赤玉土(小粒)7:腐葉土3:の割合で混ぜ込んだ土を使います。
- 地植えの場合、土をよく耕して腐葉土と石灰よくを混ぜ込んでおきます。
- 肥料
- 鉢植えの場合、植え付けの際に緩効性の化成肥料を混ぜ込んでおきます。花後の、4月下旬~5月上旬頃に翌年の栄養を蓄えさせるために、追肥として液体肥料を施します。
- 地植えの場合、元肥として緩効性の化成肥料や牛ふんなどを混ぜ込んでおきます。追肥は特に必要ありません。
- 植え付け
- 適期は、春咲きが10月~11月です。秋咲きは、7月です。
- 鉢植えの場合、5号鉢(径15cm)に5球を目安に、球根の先端が隠れるくらいの浅植えにします。(イラスト図とは深さが異なる)
- 地植えの場合、深さ6~7cmで球根同士の間隔は約10cmを空けて植えつけます。こちらは、過密にならない程度の間隔に、詰めて植えた方が開花した時に映えます。
- 植え替え
- 適期は、10月~11月です。
- 鉢植えの場合、毎年植え替えたほうが生育がよいでしょう。
- 地植えの場合、数年は、植えっぱなしでもよいが分球が進んで、球根が増えすぎたら掘り上げて植え替えをしましょう。
- 分球
- 葉が枯れて休眠期に入る前に、掘り上げます。風通しのよい日陰で乾燥させ、植えつける際に分球します。掘り上げは、数年に1回程度です。
初夏には葉が枯れ秋まで休眠する
- 水やり
- 鉢植えの場合、土の表面が乾いたタップリと水を施します。生育期間中は、水切れを起こさないように注意します。
- 手入れ
- 花がら摘み→花後の枯れた花茎の下から切り取ります。葉は、枯れてしまったものだけ切り取ります。
- 病気→モザイク病 ウィルス性の病気なので、株を取り除き近くの植物への感染を早めに防ぎましょう。
- 害虫→特になし
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- 日当たり
- 日当たりのよい場所を好みます。