コーネリア バラ-ロサ・モスカータに由来する品種-イパネマおやじ
- コーネリア(Cornelia)は、ロサ・モスカータに由来する品種群の一つです。多花性で花房が大きくて、四季咲き性の品種が多いのが特徴です。ロサ・モスカータ譲りのムスク(麝香)の香りを持っている品種が多いのも共通しています。
- 淡いピンクの中輪咲きで、房咲きになり多くの花を付けます。枝はグングン生長して4m以上にも及びます。大型のつるバラで、壁面やドームなどに誘引すると低い位置から開花するので、とても見映えがします。
トゲが少なく枝の誘引をしやすい
- 数輪の房咲きになり、花つき花もちは普通です。
- 枝にはトゲが少なく、誘引する作業がしやすい。
- 淡いムスクの芳香があります。
- ハイブリッドムスク(HMsk)系統のグループの中では、枝の伸長が最も長くなる品種の一つです。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに強い。
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葉は明るい緑色で美しい
- 作出国:イギリス
- 作出年:1925年
- 作出者:J. pemberton
- 系統:[HMsk] ハイブリッドムスク
- 交配:不明
- 咲き方:返り咲き
- 花形:ロゼット咲き
- 花径:5cm(中輪・花弁数41~55枚)
- 香り:中香(ムスク香)
- 樹形:半横張り性
- 伸長:450cm
- 撮影:生田緑地ばら苑 2019年5月
秋になると結実する実も楽しめる
春のバラ園の風景: