コンラッドフェルディナンドマイヤー バラ-トゲや刺毛が多く枝が太い-イパネマおやじ
コンラッドフェルディナンドマイヤー(Conrad Ferdinand Meyer)は、樹形全体が古典的な印象のつるバラです。トゲや刺毛が多く枝が太いのが特徴です。もう一つ、忘れてはならないのは、とても強い耐寒性があるバラということです。
とても強健で初心者にも育てやすいバラ
- やや早咲きで、数輪の房咲きになり、クラシカルなカップ咲きになる。
- 直立性の樹形で、枝には細かいトゲや刺毛が多く細かな誘引は難しいので、自然にまかせて真っ直ぐ伸長させたほうがよい。
- ダマスク系の強い芳香がある。
- 耐病性は、うどんこ病に強い。黒星病には普通だが放置しても自然に開花する。
- ハイブリッド・ルゴサ(HRg)とは、日本の最も北に自生するハマナスを交配親としたバラの系統です。ハマナスの性質を受け継ぎ、耐寒性に優れている。トゲと刺毛が多く、葉は凹凸がありしわ状になり、花は芳香を持つものが多い系統です。
- 厳しい条件に耐える品種でも、順調な生育のために月に1回程度の薬剤散布をしたほうが、次々と花を咲かせます。
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自立させるよりつるバラとして育てるのが適する
- 作出国:ドイツ
- 作出年:1893年
- 作出者:Dr. Franz Hermann Muller
- 系統:[HRg] ハイブリッド・ルゴサ
- 交配:Gloire de Dijon (Tea Noisette, Jacotot 1850)× Duc de Rohan (Hybrid Perpetual, Lévêque, 1861)
- 咲き方:返り咲き
- 花形:半剣弁抱え咲き(クォーター・ロゼット咲きにも見える)
- 花径:大輪(10cm・花弁数17~26枚)
- 香り:強香(ダマスク香)
- 樹形:シュラブ
- 樹高:300cm
- 撮影:花菜ガーデン 2019月5年
冬季に強めの剪定をすると花を付けないことがある
バラ園の風景: