ローランカブロル バラ-花弁数の多い八重からロゼット咲き-イパネマおやじ
ローランカブロル(Laurent Cabrol)は、オールドローズのような雰囲気を持った多弁質の花形で、淡いフルーツ系の芳香があるハイブリッドティー系統のバラです。フランスのギョー社が作出した魅力ある品種です。
珊瑚色~サーモンピンク色の微妙な花色
- 樹勢は普通。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。
- 耐寒性は弱く、耐暑性は普通。月間3~4回の定期的な薬剤散布は必要です。
- 薬剤散布といえば、殺菌剤を使用するわけですが、これには予防剤と治療剤の2種類があります。病気の予防を目的に使用するのが予防剤、植物が病気に罹ったら使用するのが治療剤です。治療剤の場合は、日常から使用しても予防効果は殆んどありません。一般的に薬剤散布をするというのは、2種類の薬液を規定の量で希釈して、一度に散布します。
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葉は厚みがあり弁質の明緑色
- 作出国:フランス
- 作出年:2010年
- 作出者:Dominique Massad (ギョー社から発売)
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配:不明
- 咲き方:四季咲き
- 花形:八重~ロゼット咲き
- 花径:大輪(10cm・花弁数17~25枚)
- 香り:中香(フルーツ香 ラズベリーの香り)
- 樹形:半直立性
- 樹高:90cm
- 撮影:花菜ガーデン 2019年5月
半直立性でまとまりのよい樹形になる
バラ園の風景: