人気のブルー色のバラ10-No.2 花色で探す-木立ち性-パネマおやじ
- 「人気のバラ10シリーズ」をテーマに、ブルー系のバラを1回目アップしましたが、今回はパート2として追加しました。バラの新品種の作出は、19世紀後半になると主に欧米で盛んに行われるようになりました。1867年に作出された「ラ フランス」の誕生で、以前のバラをオールド・ローズ、ラ フランス誕生以後のバラは、モダン・ローズと呼ばれるようになったのは、皆さんよくご存知だと思います。でも、とうしても作出出来なかったのが「青色バラ」です。
- 近代になり,サントリーフラワーズと複数の企業の研究により、ついに2004年に化学的に遺伝子を組み替えて誕生しました。ただし、ここで掲載しているブルー系のバラというのは、厳密にいえば、先ほどの青バラとは異なります。遺伝子を組み替えることなく、自然の交配をすることで誕生したバラたちです。それだけに、ラヴェンダー色、青紫色、ピンク色に近い色合いなど自然の持つ力によって誕生した花色は、奥深い魅力がありますね。
- (注:「人気のバラ」と表現していますが、これはバラの品種を、販売数や売上高などで順位付けしたものではありません。個人の、好みや栽培して馴染みのあるものを列記したものです。)
人気のブルー色のバラ10-No.1 木立ち性|人気のブルー色のバラ10-No.2
繊細な花色が多いブルー色系のバラ
ラヴェンダー色の素敵な花色に強い芳香がある⇒サイト内ページ
薔薇の海(Bara-no-Umi)→他の品種に先駆けて咲く早咲きの品種。剣弁高芯咲きの整った花形。数少ないラヴェンダー色系のミニチュア・ローズ系統です。
ブライトヴァイオレットのカップ咲きで多数の花弁が開くと存在感がある⇒サイト内ページ
ノヴァーリス(Novalis)→フロリバンダ系統の中輪咲き。強健な性質で、丈夫な株に育ちます。耐病性に優れ、うどんこ病、黒星病ともに強い。
ブルー系には珍しい一重咲き
ライラック色の一重咲き⇒サイト内ページ
ライラックチャーム(Lilac Charm)→早咲き品種で、花つきがよい。枝は分枝が活発で、株が充実する。フロリバンダ系統で、横張り性の樹形は高さ90cm位のコンパクトな樹形。
ライラックピンク色に薄っすらとグレーが混じったような花色⇒サイト内ページ
ライラックビューティ(Lilac Beauty)→丸弁高芯咲きの大輪品種。ハイブリッドティー系統で四季咲き性が強い。樹形は直立性でまとまりのよい樹形になる。
ローズ色の強い配色からラベンダーカラーへ変わる⇒サイト内ページ
エンチャンティッドイブニング(Enchanted Evening)→フロリバンダ系統で、とても花つきのよい品種。半横張り性の樹形で、樹高100cm程のコンパクト樹形。うどんこ病、黒星病の耐病性は普通だだ、生長期は月2~3回の薬剤散布は欠かせません。
可愛らしい花形と個性的な花色が魅力
濃い青紫色に白色が混じる半八重咲きの中輪バラ⇒サイト内ページ
ブルーフォーユー(Blue for You)→フロリバンダ系統の四季咲き性で、秋まで繰り返し咲く。シュラブ樹形なので小型のつるバラとしてオベリスクなどへ誘引しても映える。
とても上品な花色とオールドローズのような雰囲気があるバラ⇒サイト内ページ
コティヨン(Cotillion)→丸弁抱え咲きの中輪品種で、花径は9cm程。花弁数が多く、ボリューム感のあるフロリバンダ系統。樹高120cn程の横張り性。
花色はラベンダーカラーだが青紫色の濃い色合いになる⇒サイト内ページ
シャルルドゴール(Charles de Gaulle)→整った花形の半剣弁高芯咲き。花径12cm位の大輪咲きで、柑橘系の強い芳香がある。花弁数は27~40枚程でボリュームのある花形。
青紫色の中輪サイズで強い芳香があるフロリバンダ系統のバラ⇒サイト内ページ
フェルゼン伯爵(Le Comte Fersen)→丸弁平咲きの、花径8cm程の中輪サイズ。弁端が波打つ花形は、波状弁高芯咲き。半直立性の樹形はコンパクトにまとまり育てやすい品種。
ラベンダー色系だがシルバーカラーが強く出る花色⇒サイト内ページ
シルバーシャドウズ(Silver Shadows)→花弁の中芯はライラック色になり、全体は薄っすらとラベンダーカラーを感じさせる繊細な花色。半剣弁高芯咲きの中輪サイズ。