夏に咲く涼しげなブルーの花 季節の花-イパネマおやじ
ようやく長かった梅雨シーズンも順次明けてきて、気がつけばもう8月ですよッ!ジメジメから開放されたと思ったら、いきなり猛暑日に突入です。雨が降り続いたので、気温は低くてそれなりに涼しかったのですが、やっぱり快適な夏とはいきませんね。夏は暑いッ・・そんな暑さが続く時期に、涼しさを感じさせてくれる花を探してみました。
涼しげに咲く夏の花
セイヨウニンジンボク(Vitex agnus-castus)⇒サイト内ページ
- 花の少なくなる、真夏の時期に咲く貴重な花です。生育旺盛で、寒さにも強く育てやすい涼しげな青色の花木です。開花期も長く、樹高は3m程に伸長するので多少広い場所が必要ですが、満開時のボリューム感は見応えがあります。名前は、葉がチョウセン人参に似ているこに由来します。
- 主な開花期:7月~9月
- 草丈:2~4m
- 日当たり:日当たりのよい場所を好みます。午前中だけ日に当たる、または半日陰でも育ちます。(常に暗い場所は避ける)
トレニア(Torenia fournier)⇒サイト内ページ
- 花つきのよさと育てやすさ、耐暑性が優れていることから夏の草花として人気があります。花壇、鉢植え、寄せ植えなどに適していることから広く栽培されています。一般的に「トレニア」と呼ばれるのは、トレニア・フルニエリのことです。春にタネとまいて、夏から秋に咲く涼しげな花を楽しめます。
- 主な開花期:6月~10月
- 草丈:20~30cm
- 日当たり:日当たりと風通しのよい場所を好みます。暑さには強いが、水切れには弱い。
サルビアの仲間の花形はユニーク
サルビア・ガラニティカ(Salvia guaranitica)⇒サイト内ページ
- シソ科アキキリ(サルビア)属で、別名がメドーセージとも呼ばれます。シソ科の植物特有の、唇形花を咲かせます。半耐寒性だが、暖地であれば防寒対策をしなくても冬越しができます。サルビアの仲間は、900種以上あり多くは多年草ですが、中には二年草や低木となる種もあります。
- 主な開花期:4月~10月
- 草丈:120~150cm
- 日当たり:日当たりのよい場所を好みます。半日陰だと、花つきが悪くなり枝茎が徒長気味になります。
プルンバゴ(Plumbago)⇒サイト内ページ
- 初夏になると分枝した枝先に花序を見せ、花径2~3cmの涼しげな花色の花を多数咲かせます。南アフリカ原産の常緑低木で、匍匐または半つる性で他の植物や支柱を昇りながら伸長します。
- 主な開花期:5月中旬~10月
- 草丈:50~250cm(品種により異なる)
- 日当たり:日当たりと風通しのよい場所を好みます。熱帯性の植物だが比較的寒さには耐えることができる。(暖地であれば屋外の冬越しも可能)
スラッとした花茎は観賞価値が高い
アガパンサス(Agapanthus africanus)⇒サイト内ページ
- アガパンサスの仲間は、原産地の南アフリカに約10種が分布する多年草です。スラッとした草姿が美しく、涼しげな花色と共に厚みのある明緑色の葉も観賞価値が高い草花です。
- 主な開花期:6月~8月
- 草丈:30~60cm
- 日当たり:日当たりのよい場所を好みます。過湿に弱いので水のやり過ぎに注意が必要。
アナガリス(Anagallis)⇒当サイトには未アップ
- 世界の温帯~熱帯地域に約24種が分布するサクラソウ科アナガリス属の一年草・多年草です。ベル名がルリハコベと呼ばれて、こちらの名前の方が馴染みがあるこも知れませんね。比較的簡単にタネまきから育てることが出来ます。園芸的に育てられているのは数種で、モネリーやアルペンシス、テネラなどが知られていますが、これらの総称で「アナガリス」と呼ばれています。一番ポピュラーな品種は「モネリー」で、花色は青、青紫、オレンジ、ピンク、赤色などがあります。特に鮮やかな花色の青色種は、とても美しく人気があります。
- 主な開花期:5月~7月 / 9月~10月
- 草丈:20~30cm
- 日当たり:日当たりのよい場所を好みます。暑さには耐えるが、高温多湿を嫌うので真夏は風通しのよい日陰などの場所に置くとよい。
ニオイバンマツリ(Brunfelsia australis)⇒サイト内ページ
- 花色が紫色~青色~白色へ変わります。南米原産の熱帯性の花木ですが弱いながらも耐寒性はあります。常緑性低木で爽やかな芳香があります。鉢栽培で育てるのも人気があり、霜が降らない地域であれば戸外での栽培が可能です。
- 主な開花期:4月~7月
- 草丈:30~300cm(温室などではよく伸長する)
- 日当たり:日当たりのよい場所を好みます。特に春~初夏はしっかり日に当てます。暑さには強いが、西日が当たる場所は避けたほうがよいです。