シュワルツマドンナ バラ-黒赤色の中輪咲き-イパネマおやじ
シュワルツマドンナ(Schwarze Madonna)は、中輪咲きのHT種です。半剣弁高芯咲きで、春の花後から秋まで繰り返し咲き続けます。この画像では、樹高が2mにも及び枝葉もよく茂る程の強健さがあるようです。もちろん、樹齢が長く充実した株だからこそ、充実した生育をしているのでしょうね。
花首が真っ直ぐで長く切り花に適する
- 黒赤色で弁質が優れ、花もちがよい。
- 耐病性は、うどんこ病には普通、黒星病には弱い。
- 黒星病防除の基本はマルチングであるとされています。敷きワラを施し雨水などの跳ね上がりを防止しましょう。黒星病の菌は土中に潜みます。土中のバラの葉片などに付着して越冬すると考えられています。これが降雨時に土から飛散し直上の葉裏に付着し感染が起こるとされます。
落ちた葉はこまめに拾って処分し、発生源をなくします。肥料管理ではチッ素過多にならないよう、バランスの良い肥料やりを心がけます。鉢植えの場合なるべく雨に当たらないようにしましょう。
強健性で丈夫な株に生長する
- 作出国:ドイツ
- 作出年:1992年
- 作出者:W. Kordes & Sons
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配:
- 咲き方:四季咲き
- 花形:半剣弁高芯咲き
- 花径:中輪(8cm・花弁数26~40枚)
- 香り:微香
- 樹形:半直立性
- 樹高:150cm
- 撮影:京成バラ園 2017年10月
葉は濃緑色で光沢のある照り葉
バラ園の風景: