レオナルドダビンチ バラ-ローズピンク色のシュラブ樹形-イパネマおやじ
レオナルドダ ビンチ(Leonard da Vinci)は、3~4輪の房咲きになり深めのカップ咲きになります。本来は、作出されたヨーロッパなどではブッシュ樹形のフロリバンダ系統に分類されていますが、日本では気候の関係で枝が伸長して、直立性のシュラブ樹形になり、つるバラとして扱われています。
濃いピンク色の花が株全体を覆うように咲く
- フロリバンダ系統の中では大ぶりの花を咲かせるバラ。
- 弁質がしっかりしているので花もちがよく、雨による傷みも少ないバラ。
- レオナルド・ダ・ビンチの花名は、ルネッサンス時代の天才芸術家”レオナル・ド・ビンチ”にちなんで名付けられている。
- 1993年イタリア・モンツァ国際コンクール金賞受賞。
- 枝変わりに、淡桃色に桃色のストライプが入る「アントニオ・ガウディ」があります。(性質や特徴はほぼ同じ)
- 耐病性は、うどんこ病には普通。黒星病には強い。基本的には月間3~4回以上の薬剤散布をしましょう。
- 病気に強い品種も、月間1回程度の薬剤散布をして予防対策をしておくことで、より順調な生長が促進されます。
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耐病性があり育てやすいので初心者にお奨め
- 作出国:フランス
- 作出年:1993年
- 作出者:Alain Meilland
- 系統:[F] フロリバンダ(国内ではつるバラとして扱う)
- 交配親:Sommerwind × (Milrose × Rosamunde)
- 咲き方:返り咲き
- 花形:カップト咲き~クォーター・ロゼット咲きへ変わる
- 花径:中輪(8cm・花弁数41枚+)
- 香り:微香
- 樹形:つる性
- 伸長:300cm
- 撮影:生田緑地ばら苑・2014年6月 神代植物公園・2014年5月、2015年5月
鉢植えやアーチに誘引してつる状に伸長させることも可能
バラ園の風景:
園芸メモ・バラの栽培用語:アルバ・ローズ⇒オールドローズ品種群の一つ。ダマスク・ローズとロサ・カニーナ、白花のロサ・コリイフォーリア・フロエベリーの雑種といわれるロサ・アルバ(Rosa alba)を、もとに育成された一連の系統といわれます。