エスメラルダ バラ-濃ローズ色の光沢がある花弁が魅力-イパネマおやじ
エスメラルダ (Esmeralda) は、樹勢も強くシュートの発生も活発だが、べと病に弱いので注意が必要です。これぞバラ色!という花色の花弁は光沢があり、濃いローズ色で、目を見張りような色合いです。
花弁の中心から弁端になるほど濃いピンクに染まる
- ハイブリッド・ティの中でも、最も遅咲きの品種です。
- エスメラルダは霜に弱く、またたく間に落葉するので防寒対策を施しましょう。
- 樹勢が強く、生育が旺盛なのでシュートの発生が活発です。
- 樹形は横張り性で、順調に育てば立派な株に生長するバラ。
- 耐病性は、うどんこ病・黒星病ともに普通。月間3~4回の薬剤散布は必要です。
※手入れ方法や病害虫対策⇒詳細はトップページの「バラの園芸・作業」をクリックしてください。
エスメラルダは優れた花壇用品種として人気がある
- 作出国:ドイツ
- 作出年:1973年に、Reimer Kordes が作出
- 作出者:1980年に、W. Kordes ‘Söhne が発表
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配親:実生 × Red Planet
- 咲き方:四季咲き
- 花形:丸弁咲き~半剣弁咲き
- 花径:大輪(10cm・花弁数26~40枚)
- 香り:微香
- 樹形:半横張り性
- 樹高:110cm
- 撮影:生田緑地ばら苑 2014年10月
シュート発生が活発で立派な株に生長する品種
バラ園の風景:
園芸メモ・バラの栽培用語:ブラインド・シュート⇒花が付かない新梢のこと。花付きの悪い品種や、気温に敏感で若い花芽が寒さで枯れ死する場合に発生する。