つるマスカレード バラ-小輪花を株全体に覆うように咲かせる-イパネマおやじ
つる マスカレード (Cl Masquerade) は、開花と共にピンク色がかったクリーム色から、オレンジ色やローズ色のグラデーションになる。
黄色からオレンジ色~朱赤色へと花色が変化する
- 大きな房咲きになり、花つきがよく次々と咲かせる。
- つるマスカレードは樹勢が強く、枝茎を長く伸長させます。
- ハイブリッドティー系統「マスカレード」の、枝変わり品種です。交配親のマスカレードは、花色が移り変わる変色花の最初の品種とされています。
- 耐病性は、うどんこ病・黒星病ともに普通。月間3~4回以上の薬剤散布をして、病害の発生を防ぎましょう。
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葉は厚みのある濃緑色の照り葉
- 作出国:イギリス
- 作出年:1958年
- 作出者:Charles J. Dillon
- 系統:[F Cl] クライミング
- 交配親:フロリバンダ系統マスカレード の枝変わり
- 咲き方:返り咲き
- 花形:半剣弁八重咲き
- 花径:小中輪(5cm・花弁数9~16枚)
- 香り:微香
- 樹形:つる性
- 樹高:300cm
- 撮影:生田緑地ばら苑 2014年10月
変色花の初期に作出された人気のつるバラ
バラ園の風景:
園芸メモ・バラの栽培用語:台木⇒接ぎ木をするノイバラのこと。スタンダード仕立てでは、長いノイバラのつる枝を挿し木してつくることが多い。