メンデルスゾーン バラ-中輪咲きでフロリバンダ系統の珍しい品種-イパネマおやじ

メンデルスゾーン (Mendelssohn) は、中輪咲きのローズピンク色で本来は半剣弁高芯咲きです。しかし、画像は八重咲きのような花形で、花弁がペタッと平らに重なるように開花しています。四季咲き性で、春の花後も開花を繰り返してきたのでしょうね。撮影したのは、晩秋の10月下旬で幾度も繰り返した開花で、かなり株が疲れていたように見えました。春に開花している状態とは比べ物にならない程、花や枝葉も元気がありませんでした。(他の方が撮影された画像と比較して)人間ならば、栄養ドリンクの3本位飲んで元気付けたい・・とバラが思っているかは分かりませんが、そんな印象を受ける状態でした。ちなみに、私の知る限りでは首都圏のバラ園では、この画像を撮影した「大船植物園」でしか栽培されていないと思います。とても珍しい品種です。

ローズピンク色のバラ

シュートは真っ直ぐに伸長してまとまりよい樹形

  • 数輪の小さな房咲きになり、花もちがよい。
  • ドイツの作曲家メンデルスゾーンの没後150年を記念して作出されたバラ。

メンデルスゾーンはドイツで作出

四季咲き性です

中輪咲きです

バラの仕切りライン大

枝の節間が短くゴツゴツした樹形

  • 作出国:ドイツ
  • 作出年:1997年
  • 作出者:Herbert Wiessler
  • 系統:[F] フロリバンダ
  • 交配:The Fairy × Zorina
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:半剣弁高芯咲き
  • 花径:中輪(花弁数17~25枚)
  • 香り:微香
  • 樹形:半横張り性
  • 樹高:150cm
  • 撮影:大船植物園 2018年10月

開花が進むと黄金色のしべが現れる

バラ園の風景:

大船植物園の風景

バラの仕切りライン大