ひなあられ バラ-シュラブ系で一重咲きの遅咲き品種-イパネマおやじ
ひなあられ (Hinaarare) は、グラウンド・カバー種の代表的なバラで、低く広がる株が庭全体を覆うように広がります。
グラウンドカバーとして人気がある
- 最も遅咲きの品種ですが、花つきがよく晩秋まで咲き続けます。長く咲かせるには、花がらを切り取り結実させないこと。
- 花もちはよいが、花芯が黒ずむのが気になります。
- 強健で、春から晩秋まで長く咲き続けるバラ。
- 分枝をしながら、匍匐してコンパクトにまとまるのでハンギング・バスケットや傾斜のある場所にも適している。
- 2001年岐阜国際コンクール銅賞受賞、2004年ローズヒルズ・インターナショナル・ローズトライアルズ グラウンドカバー部門金賞受賞。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに強い。月1回程度の薬剤散布をすれば、まず病害は発生しない。
地面を敷きつめたように広がる匍匐性
- 作出国:日本
- 作出年:2001年
- 作出者:武内俊介 氏
- 系統:[S] シュラブ
- 交配親:Bassino × 実生
- 咲き方:四季咲き
- 花形:丸弁一重咲き
- 花径:小輪(3cm・花弁数4~8枚)
- 香り:微香
- 樹形:匍匐性(這い性)
- 樹高:40cm
- 撮影:京成バラ園 2014年10月
枝が枝垂れてコンパクトな樹形は吊鉢にもできる
バラ園の風景:
園芸メモ・バラの栽培用語:摘蕾(てきらい)⇒四季咲き木立ちバラの栽培では、シュート ピンチという新梢(シュート)に対して、摘蕾を行う場合があります。理由は枝がホウキ状になるのを防ぐために行います。特にベーサルシュートは、ホウキ状にツボミを付けて生長をさまたげるため、摘蕾が必要とされます。(適期は一番花以後~9月中旬)