人気のハーブ 料理や飲み物に使える植物-12選
ハーブや野菜を育てるキッチンガーデニングは、暮らしの身近にある存在です。料理中にパッと思い出して使えるハーブ野菜類が、キッチンやリビングなどにあると便利ですね。窓辺に栽培しているコンテナを飾るように置くだけで、装飾と実用を兼ねたハーブガーデンができます。
- スーパーなどへ行けば、季節や旬の時期を問わず、野菜や果物などを簡単に購入することができる便利な時代ですね。栽培技術や保存方法が、現代のように進歩する前は、季節を感じさせる”旬”というものがありましたが、便利になった反面で自然の実りで季節を実感できなくなったのも事実ですね。
- そこで、自宅で季節に応じたハーブや野菜類を育て、少量ながらも自然栽培で旬の実りを味わえるのが「マイキッチンガーデンニング」です。
料理や飲み物に使える植物
ローズマリー(Rosemary)→シソ科マンネンロウ属の常緑低木
タネまき適期:4~5月、秋は9月中旬~10月中旬 サイト内詳細ページ
肉や魚料理、スープ、シチューなど特にイタリア料理には好んで使われる。
バジル(Rosemary)→シソ科メボウキ属の多年草
タネまき適期:4月~5月 サイト内詳細ページ
シソに似た花穂を出し、白や紅い小花を多数咲かせます。葉にはクローブに似た強い香りと、スパイシーなピッリッとした香味があり、料理用ハーブとして広く栽培されています。
タイム(Thyme)→シソ科ティムス属の草本性常緑小低木
苗の植え付け適期:4月~6月、9月~10月 サイト内詳細ページ
欧米では古来より、シチューやポトフなど色々な料理に用いられる、ハーブ植物として利用されてきました。
ハーブの仲間はシソ科の植物が多い
シソ(Perilla)→シソ科シソ属の一年草
苗の植え付け適期:4月~6月 サイト内詳細ページ
刺身のつまや、夏の麺類の薬味など和食料理には欠かせない和のハーブ野菜です。
ミント(Mint)→シソ科ハッカ属の多年草
タネまき適期:4月~5月、9月 サイト内詳細ページ
ミントは、刺激のある食感でチューインガムに使われていることで有名ですね。ハーブティーや飲み物の風味付けにも使われます。ミントの仲間は約25種の原種と、それらを基にして作出された園芸品種は数え切れない程あるハーブです。
レモンバーム(Lemon balm)→シソ科セイヨウヤマハッカ属の多年草
タネまき適期:4月~5月、10月 サイト内詳細ページ
葉を揉むと淡いレモンの香りを放ちます。古くから、薬用、料理に広く用いられてきました。蒸気蒸留で抽出された精油は、香水などの原料に利用されます。
洋の東西を問わず広く料理に使われているハーブ
パクチー(別名コリアンダー)→セリ科コエンドロ属の一年草
タネまき適期:3月~4月、9月~10月 サイト内詳細ページ
初夏になると白くて小さな花を茎の先端に咲かせます。花後に枯れる一年草です。春か秋にタネをまいて、育ってきた若葉を収穫して食用にします。
ルッコラ(Rocket)→アブラナ科キバナスズシロ属の一年草
タネまき適期:3月下旬~7月上旬、9月~11月上旬 サイト内詳細ページ
ルッコラはイタリア名で、ロケットは英名です。ゴマのような風味と、ピリッとした辛みと苦味がありサラダに加えると美味しさが倍増します。とても生育が早く、タネまきから約1ケ月後には収穫ができます。
ディル(Dill)→セリ科イノンド属の一年草
タネまき適期:3月~5月、9月~10月 サイト内詳細ページ
軽やかな辛味のある葉は、ピクルス、酢、魚、卵との相性がよいハーブとして愛用されています。サーモンマリネの上に乗せてあるのを見かけますよね。種子はスパイスとして利用します。
ローリエ(月桂樹)→クスノキ科ゲッケイジュ属の常緑小低木
苗の植え付け適期:5月 サイト内詳細ページ
新鮮な葉を乾燥させたものが、香辛料のローリエ(ローレル)と呼ばれて甘く爽やかな香りがします。煮込み料理の香り付けや、臭み消しに利用されています。
ワイルドストロベリー(Wild strawberry)→バラ科オランダイチゴ属の多年草
苗の植え付け適期:3月中旬~5月、9月中旬~10月 サイト内詳細ページ
エゾヘビイチゴとも呼ばれ、野生種として北海道に分布しています。普通のイチゴと比べると葉も花も小型で果実も小ぶりですが、味は酸味が少なくて甘く香りが高いです。
パセリ(Parsley)→セリ科オランダゼリ属の二年草
タネまき適期:3月~5月、9月~10月 サイト内 詳細ページ
初夏に花茎を伸ばし、先端には緑黄色の小さな花を咲かせます。葉色は濃緑色で、茎はよく枝分かれします。洋食料理の風味付けに欠かせないハーブですね。収穫は大きくなった葉から摘み取っていきます。