あゆみ バラ-花径13cm超にもなる大輪サイズのHT種-イパネマおやじ
あゆみ (Ayumi) は、日本のバラ育種の名門である京成バラ園芸が会社創立50周年を記念して作出した品種です。黄金のような山吹色の花色をした、ハイブリッドティー系統です。
1輪咲きの花弁は13cm程の巨大輪になる
- 京成バラ園芸が創立50周年を記念して作出したバラ。
- 直立性の樹形で、樹高は150cm前後です。
- ティー系の爽やかな芳香があります。
- 2008年JRC銀賞を受賞。
- 耐病性は、うどんこ病が発生しやすい。黒星病には普通。
- うどんこ病対策⇒発見したらすぐ病気の部位を取り除き、対処薬剤を3日間隔で、3~4回繰り返します。もし病気の拡大が治まらない場合は、感染した部位と込み合っている枝葉をを刈りとって、風通しをよくします。早めの発見をして対処すれば発生後でも、治ることが多いです。ポイントは、風通しをよくして、夕方の水やりを控える、カリ肥料を多めに施すなどです。
※ バラの手入れや病害虫の対策⇒詳細はトップページの「バラの園芸・作業」をクリックしてください。
黄金色の花弁は上質で雨などによる褪色が少ない
- 品種名:あゆみ Ayumi
- 作出国:日本
- 作出年:2009年
- 作出者:京成バラ園芸
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配親:実生 × Shugetsu
- 咲き方:四季咲き
- 花形:剣弁高芯咲き
- 花径:大輪(花弁数・17~25枚)
- 香り:強香(フルーツ香)
- 樹形:直立性
- 樹高:140cm
- 撮影:花菜ガーデン 2017年5月 京成バラ園 2020年10月
葉は葉身が大きく明緑色で主脈がハッキリと浮き出る
バラ園の風景:
園芸メモ・バラの栽培用語:駄温鉢(だおんばち)⇒縁に釉薬がかけられた植木鉢。全体は赤茶色をしており、鉢の上部の縁だけに、こげ茶色の釉薬がかけられた鉢。約1000℃という、素焼き鉢より200~300℃上回る高温で焼成されており、比較的硬質です。プラスチック鉢と比べると、通気性や排水性に優れ植物の栽培に適している。(重くて割れやすいのも特徴)