11月にタネまき・植え付けをする草花 秋から育てる植物-イパネマおやじ
秋バラの開花期をむかえたので、連日のようにバラ園へ撮影に出かけたり、画像の現像を連日のように行っています。私にとっては、春と秋のバラの開花時期は最も多忙な時期です。そんな秋の季節は、晩秋が近づき木々の紅葉シーズンでもありますね。
秋まきの一年草や苗を植え付ける適期
一方で、秋のタネまきや苗の植え付けの適時期を向える草花もあります。そして、冬越しの準備が必要な植物もあり、連日のように慌しい日々です。
チューリップ (Tulipa gesneriana) :ユリ科チューリップ属の多年草(球根植物)
開花期:3月中旬~5月中旬 サイト内 詳細ページ
チューリップは、春の花を代表する秋植え球根植物です。色とりどりの花色はカラフルで、厚みがある花弁は光沢があります。
アスター (China aster) :キク科エゾギク(カリステファス)属の一年草・多年草
別名:エゾギク(漢字表記:蝦夷菊)
開花期:6月~9月 サイト内 詳細ページ
梅雨入り前の6月~9月に開花するキク科エゾギク属の一年草です。春にタネまきして夏~秋に開花して、その後枯れる春まき一年草として扱うのが一般的です。秋にタネまきして、冬越しをして翌年の6月~7月頃に開花する「秋まき一年草」として育てることも可能です。
夏の高温多湿に弱い品種も多い
デルフィニウム (Siberian larkspur) :キンポウゲ科デルフィニウム属の多年草
開花期:4月中旬~6月 サイト内 詳細ページ
キンポウゲ科で本来は多年草ですが日本では一年草扱いをしています。(国内の平地の夏の高温多湿な気候に適応せず一年で枯れてしまうため)花期になると、茎の上部に花序を出して花径4~6cmの花を穂状に咲かせます。
シロタエギク (Cineraria) :キク科セネシオ属の常緑多年草
開花期:5月~8月 サイト内 詳細ページ
シルバーリーフの美しいリーフプランツです。葉茎には綿毛が密生しているため、葉色は青味を帯びた白銀色に見えます。
アネモネ (Windflower) :キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草
開花期:3月~5月 サイト内 詳細ページ
秋植えの球根植物です。一本の茎に一つの花を咲かせる特徴ある花で、一重咲きや八重咲き矮性のものなど多くの品種があります。
スノーフレーク (Snowflake) :ヒガンバナ科スノーフレーク属の多年草
開花期:3月~4月 サイト内 詳細ページ
春になると白色の花を咲かせる球根植物です。スイセンによく似たスラリとした葉に、スズランの花のようなベル形の花弁をうつむき加減に咲かせます。3月から1花茎に3~4個の小花を付けます。
ムスカリ (Grape hyacinth) :キジカクシ(=ユリ)科ムスカリ属の多年草
開花期:3月~4月 サイト内 詳細ページ
細長くて丸みのある肉厚の葉で、花茎には葉がなくて直立します。茎の先端に、白色、黄色、黄緑色、青紫色などの多彩な色合いの品種があります。
秋に植え付ける花木も多い
ハナミズキ (Dogwood) :ミズキ科サンシュユ属の落葉高木
開花期:4月中旬~5月中旬 サイト内 詳細ページ
春になると一重咲きの可憐な花をつけます。花色は白が基本ですが、ピンク色や紅色の品種もあります。花後には光沢のある小さな楕円形の実がつき、秋になると赤色に熟します。
水仙 (Narcissus) :ヒガンバナ科スイセン属の多年草
開花期:11月下旬~4月 サイト内 詳細ページ
3~4月に開花する品種が多いですが、中には11月下旬頃から開花する種もあります。開花期になると、葉の間から長い花茎を伸ばして、頂部に花径2~10cm程の花を一輪~数輪咲かせます。
スイートアリッサム (Sweet alyssum) :アブラナ科ニワナズナ属の一年草
開花期:3月~6月 サイト内 詳細ページ
地中海沿岸原産の多年草です。本来は多年草ですが、日本の高温多湿に弱く、夏には枯れてしまうことが多いので、一般的には秋にタネを蒔いて春に開花する、秋まき一年草として扱われています。