人気のローズピンク~紅紫色のバラ10-No.2 花色で探す-つるバラ系統イパネマおやじ
人気のローズピンク~紅紫色 つるバラ系統 No.1 | No.2
つるバラといえば、枝先がグングン伸びて壁面や支柱に巻き付いて伸長していく性質のバラというイメージでしょうか。その中でも、「クライミング」「ランブラー」「シュラブ」の3系統に分類されます。
「クライミングローズ」→つるバラを代表する系統の一つです。更に大別すると、2種類に分けられます。元々つるバラとして作出された品種、もう一つは四季咲きの木立ち性のバラが枝変わり(突然変異)によって誕生した品種があります。つるバラ系統の中でも品種数と個性豊かな性質が特徴です。ちなみに、枝変わりによって産まれた品種は、「つる○○」のように元となった木立ち性品種の名前が付けられています。近年では、四季咲き性の品種が多く作出されています。
「ランブラーローズ」→その品種の起源となった原種により分類されています。例えば、日本のばらの仲間である(野ばら)や(照葉ノイバラ)、その他にロサ・セティゲラとロサ・モスカータなどを交配親とする品種群の総称です。多くの品種は、小輪房咲きで春のみの一季咲きで、枝の伸長力が旺盛でとても花付きがよいのが特徴です。
「シュラブローズ」→このサイトの中でも、一つのグループ系統として扱っています。上記の2つの分類に属せない、つる性品種をまとめた系統です。仕分けの扱いが難しい品種の集合体というグループです。
複雑で微妙な花色の品種が多い
つるクリムゾングローリー (Cl Crimson Glory) → サイト内ページ
ハイブリッドティー系統のCrimson Gloryの枝変わり品種です。独特の赤紫色の花弁は、ベルベットのような光沢があり、私の最も好きなバラの一つです。
春風 (Harukaze) → サイト内ページ
日本の「バラの父」とわれる鈴木省三氏が作出したクライミングローズです。トゲの少ないシュラブ樹形で、栽培の手間がかからず初心者にもお奨めの品種です。丸弁抱え咲きの可愛らしい花形です。
ソニャドール (Sonador) → サイト内ページ
個性的な花色が魅力ですね。つるバラだが、春の花後も返り咲きなが晩秋まで開花します。つるの伸長は250cm程で、アーチやポール仕立てにすると映えます。
オールドローズを交配親に持つ品種もある
ブレーズ (Blaze) → サイト内ページ
オールドローズ品種群の一つ、ハイブリッド・ムルティフローラ (HMult) が交配親です。系統のb分類ではランブラーとして扱われるのが一般的です。強健性で厳しい環境でも丈夫に育ちます。
つるローズゴジャール (Cl Rose Gaujard) → サイト内ページ
淡いクリーム色に濃いローズ色の覆輪が入る(濃いローズ色にクリーム色の覆輪なのか半々)ローズゴジャールの枝変わりです。ハイブリッドティー系統の影響で、四季咲き性です。
ダークチェリーパイ (Dark Chery Pie) → サイト内ページ
鮮やかな紫色の小輪咲きで、黄金色のしべとの対比が美しいバラです。クライミング・ミニチュア (Cl Min) という珍しい系統です。つるの伸長は、200cm程になります。
つるバラながら四季咲き性のある品種が作出されている
つるマスカレード (Cl Masquerade) → サイト内ページ
フロリバンダ系統のマスカレード (Masquerade) の枝変わり品種です。黄色~オレンジ色、さらに濃い朱赤色へと変化して、一言で花色を表現するのが難しいバラですね。
レオナルドダビンチ (Leonard da Vinci) → サイト内ページ
作出国のフランスでは、ブッシュ樹形のフロリバンダ系統だが、日本の気候に適応して丈夫に生長して、枝が伸長して直立性のブッシュ樹形になるので、つるバラとして扱われます。
マジェンタスカイ (Magenta Sky) → サイト内ページ
深みのあるマジェンタピンク色の希少な花色です。大輪咲きのクライミング系統で四季咲き性です。花径は10cm程で、花弁数が少ない丸弁半八重咲きの品種です。
つる うらら (Cl Urara) → サイト内ページ
派手なショッキングピンクの色合いの丸弁平咲きです。花径9cm程の中大輪咲きになります。フロリバンダ系統のうらら (Urara) の枝変わりです。枝の伸長が350cm以上にもなる大型のつるバラです。