ザジェネラスガーデナー バラ-とても強健な半つる性の中輪種-イパネマおやじ
ザ ジェネラス ガーデナー (The Generous Gardener) は、シュラブ系統でDavid Austin が作出したイングリッシュローズです。半つる性で枝は硬くて真っ直ぐに伸長するので、つるバラとして細かな誘引は難しいですが、アーチや壁面への緩やかな誘引に適しています。伸長(樹高)は約200cmとされていますが、画像の株のように、丁寧な手入れをしていくと経年とともに伸長が300cmにも及ぶ大型のつるバラになります。樹勢が強く、病気にも強い性質なのが、大きな株に育つ要因なのでしょうね。
枝が硬くて自立もできる
数輪の房咲きになり、うつむき加減に咲く。
ミルラとムスクをミックスしたような強い芳香を持つ。
耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに強い。強健な性質であっても、順調な生育のために月に1回程度の薬剤散布をしたほうが、次々と花を咲かせます。
枝が太くトゲが多いので扱いには手間が必要
- 作出国:イギリス
- 作出年:2002年
- 作出者:David Austin
- 系統:[S] シュラブ(イングリッシュローズ)
- 交配:Sharifa Asma × 実生
- 咲き方:繰り返し咲き
- 花形:ロゼット咲き
- 花径:中大輪(花弁数・26~40枚)
- 香り:強香(ミルラ香 & ムスク香)
- 樹形:半つる性 硬くて真っ直ぐに伸長するタイプ
- 樹高・伸長:200cm
- 撮影:花菜ガーデン 2021年5月
自然樹形で育てるには広いスペースが必要
バラ園の風景: