ザシェパーデス バラ-アプリコット色の深いカップ咲き-イパネマおやじ
ザ シェパーデス (The Shepherdess) は、深めのカップ咲きで3~5輪の房咲きになり、花つきがよい品種です。トゲが少なく扱いやすい。イギリスの育種家 David Austin が作出した品種です。シュラブ系統ですが、珍しく直立性の樹形になり樹形が乱れません。オースチンが作出する多くの品種は、半つる性ですがザシェーパーデスは、珍しく半直立性のまとまりのよい樹形になります。
アプリコット色の生地にサーモン色や黄色がのる
- 深いカップ咲きで3~5輪の房咲きになるバラ。
- アプリコット色の花色は気温により変化します。
- フルーツ香(レモン系)を持っているバラ。
- シュートは垂直に伸びて、樹形はよくまとまる。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病には普通。1週間~10日に1回以上の定期的な薬剤散布は欠かせません。
やや寒さに弱く寒冷地では生育が緩慢
- 作出国:イギリス
- 作出年:2007年
- 作出者:David Austin
- 系統:[S] シュラブ(イングリッシュローズ)
- 交配:
- 咲き方:返り咲き
- 花形:オープンカップ咲き
- 花径:中輪(花弁数・41枚+)
- 香り:中香(フルーツ香)
- 樹形:半直立性
- 樹高:130cm
- 撮影:生田緑地ばら苑 2014年6月、2019年5月
シュートは真っ直ぐに伸長してまとまりがよい樹形
バラ園の風景:春の谷津バラ園
園芸用品:栽培用語:休眠⇒植物が夏の高温期や冬の低温期、あるいは強く乾燥する時期などの、生育に適さない気候の時、生育と一時停止するか生命活動を著しく低下させること。