バターカップ バラ-花びらがゆるく重なり柔らかな花形-イパネマおやじ
バターカップ (Buttercup) は、半八重のゆるいカップ咲きで中輪咲きのイングリッシュローズです。ほとんどのイングリッシュ・ローズは四季咲き性が強く、秋のシーズンまで長く楽しめます。花色は、名前の通りバター色ですね・・やはり花色から連想した名前を付けたのでしょうね。繊細な枝にぶら下がるように花弁をつけて咲く様は可愛らしく、愛嬌のある表情をしたバラです。
半八重のゆるいカップ咲きから平咲きになる
- 5~7輪の房咲きになり、花つきがよいバラ。
- 枝にはトゲが少なく、しなやかで花が咲くと重さで枝垂れる。
- 花壇では、オベリスクやポールで支えるとよい。
- シュートの発生が活発で、真っすぐに伸びて大きな株立ちになるバラ。
- コンパクトなタイプのイングリッシュローズの冬剪定は、樹高1/2を目安に切り取ります。(一番花を咲かせた新芽は2~3残すとよい)
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともにとても強い。安心のために、月1回程度薬剤散布をすれば、より順調な生育が期待できます。
薄い花弁が透き通るような黄色
- 作出国:イギリス
- 作出年:1998年
- 作出者:David Austin
- 系統:[S] シュラブ(イングリッシュ・ローズ)
- 交配親:Graham Thomas × 未発表
- 咲き方:四季咲き
- 花形:半八重のカップ咲きから平咲きになる
- 花径:中輪(7cm・花弁数17~25枚)
- 香り:強香(ティ香とフルーツ香のミックス)
- 樹形:直立性
- 樹高:140cm
- 撮影:京成バラ園 2016年5月
繰り返し咲き、強い切り戻しにも耐えるバラ
バラ園の風景:春の旧古河庭園