クリスチャンディオール バラ-知名度も高く人気もある-イパネマおやじ
クリスチャン ディオール ( Christian Dior ) は、フランスのデザイナーの名前を冠した、赤色バラの代表的なバラの一つです。整った花形に、枝がよく伸びて花枝も長いのでコンテスト用としても人気が高いバラです。
赤バラの代表的な品種と評される
- 1輪咲きになり、花つきは中程度。
- 花弁数が多く約50枚あります。
- 花姿が美しく、コンテスト用に使われることが多い。
- 花弁の表は明るい赤、裏は少し薄い赤色になるバラ。
- 花名はフランスのファッションデザイナーにちなむ。
- 耐病性は、うこんこ病に弱い、黒星病には普通。月間3~4回の定期的な薬剤散布は必要。
- うどんこ病の防除→気温が18~25℃位が多発する時期です。
- 新梢は水をはじくので展着剤や乳剤を用いて、薬剤を表面に付着させる必要がある。
ステムが長く真っ直ぐなので切り花に適する
- 作出国:フランス
- 作出年:1958年
- 作出者:Francis Meilland
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配親:(Independence × Happiness) × (Peace × Happiness)
- 花形:剣弁高芯咲き
- 花径:大輪(花弁数27~40枚)
- 香り:微香
- 樹形:直立性
- 樹高:170cm
- 撮影:谷津バラ園 2015年~5月、神代植物公園 2018年5月
華やかで美しい花形でコンテスト用に人気
バラ園の風景:春の京成バラ園
園芸メモ:細根性⇒根が細い性質のこと。細い根が多いと栄養や水分の吸収率は高いのだが、根詰まりしやすいのが欠点です。