コティヨン バラ-ライラック色で中心が色濃くなる-イパネマおやじ
コティヨン ( Cotillion ) は、数輪の房咲きになりフロリバンダ系統の品種としては香りが強めです。シュートの発生も活発で、樹勢もあり育てやすい品種です。
花名のコティヨンとは、18世紀にフランスで発生したダンスの形式。19世紀になると、最も華やかで魅力的な踊りとして舞踏会の最後を飾るようになったようです。
ライラック色で丸弁抱え咲きになる
- 枝は細いが分岐が多く、半直立性のまとまりのよい樹形になる。
- 房咲きになり1~5輪の花をつける。
- 花つきがよく、開花ペースが速い。
- 交配親のShocking Blue の影響なのか、ブルー系としては赤紫色が強め。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに中程度。基本的には薬剤散布の必要な品種なので、春から秋の生育期には月間3~4回以上の薬剤散布をしましょう。
香りも充分楽しめて花つきもよい
- 作出国:アメリカ
- 作出年:1999年
- 作出者:Dr. Keith W. Zary
- 系統:[ F ] フロリバンダ
- 交配親:(Sweet Chariot × Herbie) × Shocking Blue
- 咲き方:四季咲き
- 花形:丸弁抱え咲き
- 花径:中輪(花弁数・26~40枚)
- 香り:中香(甘い柑橘系の芳香)
- 樹形:半直立性
- 樹高:120cm
- 撮影:京成バラ園・2014年5月 生田緑地ばら苑・2014年10月・2021年5月
株が充実するほど花弁数も多くなる
バラ園の風景: