うらら バラ-濃いローズ色の華やかなバラ-イパネマおやじ
うらら ( Urara ) は、春の花後もシーズンを通して秋まで咲き続けます。鮮やかなローズ色で花壇に植えると全体が映えます。2006年のJRC金賞を受賞しています。
蛍光カラーのようなローズ色
- うららは花つきが素晴らしく、数輪の房咲きになるバラ。
- 株はまとまりがよく、シュートは発生しにくいが、枝は老化しにくいので古枝を大切に管理しましょう。
- うららの剪定は、小枝を多く残すと花数が多くなるバラ。
- 春の花後の剪定⇒房咲きのバラの場合は、咲いた花の、茎の付け根から5mm上の位置で、1本の花茎のみ切ります。他の花も同様に切り取り、房の最後の花が咲いたら、花茎ごと切り取ります。切る位置は、花枝の中ほどで外側に向いている5枚葉の上5mmほど上の位置で切ります。小さな株や枝の場合は、花茎のある枝の1/3ほどの位置にある新芽の上で切ります。開花して盛りを過ぎた花は早めに摘むことで、残りの花に養分が回りより綺麗な花になります。
- 耐病性は、うどんこ病には中程度、黒星病には強い。うどんこ病対策には月間3~4回以上の定期的な薬剤散布は必要です。
- [8月のバラ栽培のポイント]
- 今年は、いつ明けたかも分からない内に、梅雨明けとなり夏が到来して気温は上がるばかりですね。更に厳しい日差しが照りつける8月になりました。バラにとっても一年で最も過酷な季節となり、放置するとアという間にグッタリしている経験があると思います。特に鉢植えバラは、日差しに長く当たっていると鉢内の温度は50℃を超える状態になります。これを放置すると、根が傷んで株の元気もなくなる夏バテ状態になってしまいます。そこで鉢植えバラのために、涼しい環境を作る、暑さ対策を施しましょう。
- 1~2回り大きめの鉢に、ココチップや新聞紙などを底面に敷き詰めます。
- 鉢植えの鉢を、重ねて二重構造にします。(地面やフラワースタンドとの断熱効果で涼しくなる)
うららの枝変わりつるにはスーパースター
- 作出国:日本
- 作出年:1995年に平林浩氏が作出
- 作出者:1996年に京成バラ園芸が発表
- 系統:[ F ] フロリバンダ
- 交配親:MIni Rose × Minuette
- 咲き方:四季咲き
- 花形:丸弁平咲き
- 花径:中輪(花弁数・30~35枚)
- 香り:微香
- 樹形:半横張り性
- 樹高:120cm
- 撮影:神代植物園・バラ園 2014年6月、2015年5月、2022年5月
春から秋まで花つきがよく晩秋まで観賞できる
バラ園の風景: