ベルサイユのばら バラ-漫画をテーマにしたシリーズ群のバラ-イパネマおやじ
ベルサイユのばら (La Rose de Versailles) は、ベルベットのような光沢のある花弁で、花径14cm前後の巨大輪種です。夏の高温期にも花色や形状が変わらず、華やかさと深みのある深紅の花色が魅力的な品種です。
花弁はベルベットのような光沢がある
- ベルサイユのばらは房咲きになり、花つき花もちがよい。
- 樹勢がつよく、大株に生長する品種。
- 成株になるとシュートが出にくいが、枝の寿命が長いバラ。
- 暑さに弱く、猛暑になると葉に斑が入ることがあるバラ。
- 耐病性は、うどんこ病には強い。黒星病には普通。
バラの大苗とは、前年の秋から冬にかけてノイバラなどの台木に接ぎ木し、生産者が1年以上畑で育てた苗です。大苗は葉が付いていないため、11月頃から出回ります。11月~2月上旬はバラの大苗の植えつけ・植え替えの適期でもあります。
真紅でつややかな輝きがある
- 作出国:フランス
- 作出年:2012年
- 作出者:Meilland International
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配親:Alleluia × (Hidalgo × Victor Hugo)
- 咲き方:四季咲き
- 花形:半剣弁高芯咲き
- 花径:大輪(花弁数・17~25枚)
- 香り:微香
- 樹形:直立性
- 樹高:170cm
- 撮影:京成バラ園 2023年5月
経年と共に花つきがよくなる
バラ園の風景:
- 四季咲き系統の夏剪定
- 夏剪定→秋によい花を咲かせるために欠かせない作業です
- 四季咲きの品種は、基本的には剪定をしなくても開花します。それでも剪定するのは、なぜでしょうか?
- 夏の剪定を遅らせて秋に剪定する
- 9月の上旬に剪定をすると、10月に大きく美しい色の花が咲きます。9月に入ると朝夕とも涼しくなって、日照時間も短くなってくると、早咲き品種でも開花には40日程を要するようになります。ということは、実際に開花するのは10月の10日前後くらいになります。
- 8月に剪定をしないで、9月上旬まで剪定を遅らせることで生育期間を長くして、葉、花枝、花を大きくしてくれます。