コロラマ バラ-ビロードのような表弁と弁裏は淡いクリーム色-イパネマおやじ
コロラマ (Colorama) は、剣弁高芯咲きの見本のような花形で、弁端がクルッと巻いたようになります。ビロード赤の表弁と弁裏がクリーム色のバイカラーです。
花弁の表は赤色で裏は黄色のグラデーション
- コロラマの花は一輪咲きで、花数はやや少ない。
- 弁底の黄色が株の生長と共に黄色になるバラ。
- 中心部のみの黄色は、やがて表面にも広がり赤と黄色のグラデーションになります。
- 弁端がクルッと手で巻いたかのような剣弁になる完璧な整形バラです。
- 直立性の樹形で、高さは100cm少々と、それほど高くなりません。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。春から秋の生育期にかけて、月間3~4回の薬剤散布は必要です。
葉は濃緑色で光沢のある照り葉
- 作出国:フランス
- 作出年:1967年
- 作出者:Marie-Louise (Louisette) Meilland
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配親:Suspense × Confidence
- 咲き方:四季咲き
- 花形:剣弁高芯咲き
- 花径:大輪(12cm・花弁数17~25枚)
- 香り:微香
- 樹形:直立性
- 樹高:100cm
- 撮影:谷津バラ園 2014年11月
樹形はコンパクトだが丈夫な株立ちになる
バラ園の風景:
園芸用語:茎頂⇒茎の先端のこと。植物の茎の先端にあり、非常によく伸長する部位です。(同義=茎頭)