シルバーライニング バラ-淡い桃色で弁端が濃く染まる-イパネマおやじ
シルバー ライニング (Silver Lining) は、開花が始まるとそのスピードは非常に速く、少し花形が乱れやすくなります。花形の整った見事な剣弁高芯咲きです。
淡い桃色で弁端が濃く染まる華麗なバラ
- シルバー ライニングは早咲きで、花つきがよいバラ。
- 淡い桃色は、寒冷地になるほど色が濃くなる。栽培には寒冷地が適したバラ。
- 樹形は直立性でまとまりがよい。強健性で、枝立ちもよい。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに強い。。病気に強い品種でも、月間1回程度の薬剤散布をして予防対策をすることで、より健康的に生長します。
- 病害虫の防除→5月になると、うどんこ病、黒星病、アブラムシ、ゾウムシの他に下旬頃からコガネムシ、ヨトウムシなどの害虫も発生しやすくなります。
- 特に黒星病と見まちがいやすいベト病が、温度変化の激しい時期になると発生しやすくなります。ベト病がひどくなると葉をふるい落として、株を傷めるので注意して観察しましょう。
- 同じく5月下旬から、花に発生しやすい灰色カビ病の同様です。殺虫・殺菌剤を混合して2週間に1度は薬剤散布を怠らないようにしましょう。
葉は濃緑色の光沢ある照り葉
- 作出国:イギリス
- 作出年:1958年
- 作出者:Alexander Dickson Ⅲ
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配親:Karl Herbst × Eden Rose の実生
- 咲き方:四季咲き
- 花形:剣弁高芯咲き
- 花径:大輪(10cm・花弁数17~30枚)
- 香り:中香
- 樹形:直立性
- 樹高:130cm
- 撮影:谷津バラ園 2015年5月
寒冷だとより色濃く発色するバラ
バラ園の風景:
園芸メモ・栽培用語:花序⇒花は植物の種類によって、一定の付き方があり、この花の付き方を花序という。穂状花序、散形花序、総状花序などの付き方があります。